自動運転・MaaS領域でフォロー必須のTwitterアカウント25人 外国中心

グーグルやGMのCEOも頻繁ツイート





自動運転の開発においてカギとなる企業や人材の多くは、さまざまな手法で自社や自己の技術や能力、考え方を公表している。グローバルSNSサービスのTwitterもその一つで、日常の出来事や趣味などのツイートに混じりながら、重要な技術や考え方などが発表されていることもある。







今回はTwitterを扱っている自動運転業界の重要人物を外国人を中心にピックアップ(五十音順)し、紹介しよう。

記事の目次

■Amnon Shashua(アムノン・シャシュア):モービルアイ創業者

エルサレムのヘブライ大学の教員で、現インテル傘下のモービルアイを1999年に設立。単眼カメラを活用した独自の画像解析技術などが世界各国の自動車メーカーに採用されている。ツイッターは2019年1月に開始したようだ。

【参考】アムノン・シャシュアについては「中東が生んだ天才技術者…モービルアイ成功劇と自動運転 インテルなぜ買収?」も参照。

■Andrej Karpathy(アンドレイ・カルパシー):テスラのAIディレクター

米テスラのAIディレクターで、オートパイロット上のすべてのニューラルネットワークを担当するチームを率いている。以前はAI研究を進める非営利組織OpenAIや、グーグル系のAI開発企業DeepMindなどにも籍を置いていた。

■Andrew Ng(アンドリュー・エン):AI研究の第一人者

米グーグルや中国のバイドゥでAI開発を手掛け、2017年にAIソリューション開発を行うLanding AIを立ち上げた、AI研究における第一人者の一人。米スタンフォード大コンピュータサイエンスで教員も務めている。

■Chris Lattner(クリス・ラットナー):アップルでSwift開発 現在はGoogle brainに所属

アップル社でプログラミング言語Swiftの開発などに深く携わり、テスラを経て現在はグーグルの深層学習型AI研究チーム「Google brain」に所属している。

■Chris Urmson(クリス・アームソン):自動運転スタートアップのオーロラCEO

米自動運転スタートアップ企業のオーロラ・イノベーションCEO。グーグルで自動運転プロジェクトの開発リーダーを務めた経験を持つ。

【参考】オーロラ・イノベーションについては「米アマゾン、元グーグルのスターらが設立した自動運転企業オーロラに投資」も参照。

■Dara khosrowshahi(ダラ・コスロシャヒ):米配車大手ウーバーCEOに大抜擢

米最大のオンライン旅行アプリを手掛けるエクスペディア社からライドシェア大手のウーバーテクノロジーズCEOに大抜擢された同氏。長年勤めてきたエクスペディアを堅実に成長させた手腕をウーバーでどのように発揮するか注目が集まる。

■Demis Hassabis(デミス・ハサビス):AlphaGo開発のDeepMind率いる創業者

英国のAI研究者で、ロンドンを拠点とする汎用学習アルゴリズムの構築に特化した機械学習スタートアップ「DeepMind」を2010年に設立。同社は2014年にグーグルに買収され、エンジニアリング担当副社長を務めている。囲碁チャンピオンを倒した「AlphaGoプログラム」などは同社が開発を手掛けている。

■Elon Musk(イーロン・マスク):テスラCEO 自動運転界&ツイッター界の異端児

ツイッターでの発言を発端にテスラ社の会長職を退いたものの、CEOとして引き続き辣腕を振るう同氏。業界内ではもっとも有名なツイッターユーザーとなっているが、AIや自動運転に関する突飛な発想は、新しい時代の到来を感じさせる。

【参考】イーロン・マスク氏については「AIと脳波を接続だと…? イーロンマスクの野望と自動運転とテスラ」も参照。

■Jaime Waydo(ジェイミー・ウェイド):女性システムエンジニア NASAやウェイモを経てアップルへ

グーグル系ウェイモの元上級エンジニアで、2018年6月にアップルへの移籍が明らかになった。米航空宇宙局(NASA)で火星探査機の開発などに携わったシステムエンジニアで、2013年8月にウェイモに入社し、自動運転車のプロトタイプ開発で安全管理を担当していた。

【参考】ジェイミー・ウェイド氏については「米アップル、Googleの自動運転エキスパート女性を獲得」も参照。

■Jay Rogers(ジェイ・ロジャース):Local Motors設立 3Dプリンターで自動運転車開発

3Dプリンターによる自動車製造を手掛けるスタートアップ「Local Motors」を2007年に立ち上げた創業者兼CEO。2015年に世界初の3Dプリント自動車を開発後、EVの「Strati」や自動運転バス「Olli」など開発している。

【参考】ローカルモーターズについては「米軍に供給した自動運転技術、自動運転シャトルバスOlliが提供受ける」も参照。

■John Krafcik(ジョン・クラフチック):ウェイモCEO 自動運転タクシー実現の立役者

米フォードや韓国ヒュンダイの米法人などを渡り歩き、2015年からグーグル系ウェイモのCEOを務めているエンジニア兼経営者。米ブルームバーグによる2018年に注目を浴びた人物50人の中にもリストアップされた。

【参考】ジョン・クラフチック氏については「米ブルームバーグの「2018年の50人」、ウェイモのジョン・クラフチックCEOら選出」も参照。

■Kyle Vogt(カイル・ヴォグト):クルーズ創業者 GMの自動運転開発の中心的存在

2013年に自動運転スタートアップの米Cruise Automation(クルーズ・オートメーション)を設立したエンジニア兼起業家。2016年に米GMに買収され、以後同社の自動運転開発の中心を担っている。

■Logan Green(ローガン・グリーン):リフトCEO IPOで飛躍の年に

米ライドシェア大手Lyft(リフト)社のCEO。2019年3月に米証券取引委員会に新規株式公開(IPO)を申請しており、評価額が最大250億ドル(約2兆7000億円)に達するとの見方もある。巨額の資金でさらなる飛躍を遂げる一年になりそうだ。

■Louay Eldada(ロエ・エルダダ): LiDARスタートアップクアナジー創業者

2012年にカリフォルニア州でLiDARやAIソフトウェアの開発を手掛けるスタートアップQuanergy Systems(クアナジー・システム)を立ち上げ、CEOを務めている。数々の特許技術を保有し、2016年に米デルファイや韓国の電サムスンなどから9000万ドル(約100億円)の資金調達をしたほか、2018年10月にも評価額20億ドル(2200億円)を超えるシリーズCの資金調達も報道されるなど、勢いがあるスタートアップだ。

■Mary Barra(メアリー・バーラ):GMの女性会長兼CEO

ゼネラルモーターズ会長兼CEOを務める女性経営者。自動運転開発のクルーズやLiDAR開発のStrobeなどスタートアップを積極的に買収するなど、自動運転開発に本腰を入れている。

■Siddartha Khastgir:自動運転技術を研究する英ウォーリック大学の主任エンジニア

数々の受賞歴を誇る英ウォーリック大学の主任エンジニアで、コネクテッド技術や自律走行技術の検証・調査責任者を担っている。高度道路交通システム(ITS)に関する国際標準(ISO)委員会に関する英国の技術代表にも選ばれている。

■Sterling Anderson(スターリング・アンダーソン):オーロラ共同創設者

クリス・アームソンとともにオーロラを立ち上げた共同創設者。アンダーソン氏は、テスラの自動運転機能「オート・パイロット」開発責任者を担っていた。

■Sundar Pichai:自動運転で先行するグーグルを束ねるCEO

グーグルの共同創業者であるラリー・ペイジ氏の後を継ぎ、2015年にグーグルCEOに就任した。かつて、Google Chromeなどのプロダクトマネジメントに携わった経歴を持つ。自動運転の実用化で先行するグーグル・ウェイモを率いる存在だ。

■Tim Kentley-Klay(ティム ケントレイ・クレイ):ZOOXのCEO解任 業界復帰も?

オーストラリア出身のデザイナーで、米スタンフォード大学で自動運転車の開発チームに参加していたAIエンジニアのJesse Levinson(ジェシー・レビンソン)氏とともに自動運転EVタクシーを開発するスタートアップZOOXを2014年に設立した。CEOを務めていたが2018年夏に電撃解任され、大きな話題となった。以後もツイートしており、何かしらの形で業界に復帰する可能性は十分考えられる。

■YT Jia(ジア・ユエティン):EVスタートアップのファラデーCEO

EVスタートアップの米Faraday Future(ファラデー・フューチャー)を率いるCEO。同社は2014年に設立され、2016年に発表したEVコンセプトカーが「テスラ・キラー」と呼ばれるほど注目を集めた。

■石川聡彦:AIプログラミング学習サービスAidemy設立

東京大学工学部卒で元歌舞伎役者という異色の経歴を持つ。AIを学ぶオンライン学習サービスを手掛けるAidemyを2014年に設立し、人材育成に力を入れる。

■川鍋一朗:JapanTaxi社長 タクシー業界変革の第一人者

タクシー配車アプリを手掛けるJapanTaxiの社長兼日本交通会長、東京・全国ハイヤー・タクシー協会会長も務める。タクシー業界の変革を推し進める第一人者。

■孫正義:ソフトバンクグループ会長 自動運転関連への投資絶好調

ご存じソフトバンクグループの創業者にして会長を務める。近年は自動運転分野への出資や共同事業化に力を入れており、トヨタ自動車との合弁会社MONET Technologiesなども注目を集めている。

■那須野薫:DeepX創業 AIであらゆるものを自動化 

東京大学の研究室に在籍中の2016年、AIによる機械自動化技術の開発を手掛けるDeepXを設立したエンジニア。プログラム実装からプロジェクトマネジメントまで幅広い業務を担う。

■西川徹:AI開発Preferred Networks創業者

AIのディープラーニング(深層学習)技術のビジネス活用を目的に、スタートアップ「Preferred Networks」を2014年に創業。2014年10月からトヨタ自動車と共同研究なども行っている。

■【まとめ】技術者の素顔や社風も垣間見えるSNS 横のつながりも

イーロン・マスク氏のように、公式発表度外視で重要方針をツイートしてしまい炎上する例も多からずあるが、オフィシャルサイトではなかなか見ることができない技術者の素顔や細かい考え方などを垣間見ることができ、親近感や興味がわく。社風を感じられる場合もあるほか、企業や研究者間の横のつながりをうかがうこともできる。

あくまでSNSではあるが、プレス発表のような堅めの公式リリース以外にも、こういったところから情報を仕入れることでリリース内容の背景や裏側が見えることもあるため、こまめにチェックすると情報通になれるかもしれない。







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