この記事では、カーリース「ニコノリ」の走行距離制限について詳しく説明する。走行距離制限はあるのだろうか。走行距離制限を超えたら、どうなるのだろうか。
ニコノリ
月々5,500円から新車を利用できるニコノリ。気軽に車に乗れることから、最近人気が高まっているサービスだ。カーリースの契約には走行距離の制限がある。ニコノリの走行距離制限はどのような仕組みになっているのだろうか。
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記事の目次
■ニコノリに走行距離制限はある?
ニコノリには走行距離制限がある。契約時に5年間で3万キロまで、6万キロまでといった走行距離制限を決めることになる。
ほとんどのカーリース会社で、走行距離制限を設けている。カーリースでは契約終了後に車を返却することになる。その際に利用した車の価値を決める大きな要素が走行距離で、走行距離が多くなればなるほど市場価値が低くなる。元々カーリースは残価を設定し、それを新車価格からあらかじめ引くことでカーリース料金を安く設定できるという仕組みになっているため、走行距離は重要なポイントになる。
■走行距離制限を超えたらどうなる?
契約時に設定した走行距離を超過した場合は、超過した距離分の精算が発生する。超過料金は1キロあたり何円と決まっているが、車種や契約内容により変わる場合があるため、契約前にきちんと確認しておこう。
ニコノリの契約年数は1年以上~9年の期間で選べるが、標準パックが5年リースとなる。「もらえるパック 9年リース」の場合のみ、精算は不要となる。
ニコノリ
■走行距離に満たずに契約終了となったら差額返納はある?
設定した走行距離を下回っても返金はされない。これは、どこのカーリース会社でも同じだ。
走行距離を多く想定して契約し、実際はその制限よりかなり下回る走行距離だったとしても、途中で契約の変更はできない。走行距離については契約前に十分に試算することが大切になってくる。
■走行距離制限がない「ニコノリ新車特別保証」とは?
ニコノリには「ニコノリ新車特別保証」というサービスがある。ニコノリオンライン販売で契約した新車には、契約したリース期間中の全期間に特別保証が付くというものだ。
通常、新車登録をしてから5年・走行距離が10万キロで終了する特別保証を、ニコノリ新車特別保証は6年目以降も追加料金なしで最大9年間保証する。さらに走行距離制限もないという嬉しいサービスとなっている。
なお公式サイトでは、ニコノリ新車特別保証の特徴として下記の5つが紹介されている。
・追加料金なしで最大9年間まで保証
・走行距離制限なし
・安心のロードサービス
・日本全国どこでも対応
・充実の保証内容
■一般的なドライバーの走行距離
契約時に走行距離を決めるにあたり、参考となるデータを紹介する。ソニー損害保険が2024年7月に実施した「2024年 全国カーライフ実態調査」によると、年間走行距離の平均は6,972キロだったという。
この調査は、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18~59歳の男女1,000名に聞いたものだ。「3,000キロ超5,000キロ以下」(24.2%)や「5,000キロ超7,000キロ以下」(21.8%)との回答が多くなり、年代別にみると、30代の「7,338キロ」が最も多いという結果となった。
男女別・年代別の年間の平均走行距離は以下となっている。
【男女別】
全体:6,972キロ
男性:7,146キロ
女性:6,798キロ
【年代別】
10〜20代:6,924キロ
30代:7,338キロ
40代:7,010キロ
50代:6,616キロ
■【まとめ】目的や頻度を明確にした上で走行距離を決めよう
カーリースを利用する際は、通勤や買い物、旅行などにどのくらいの頻度で車を使用するかを想定し、距離を試算した上で走行距離を決めて契約しよう。カーリースの弱点は、利用中に契約内容の変更ができないことだ。月ごとに走行距離が変動するような車の使い方の場合、短めのプランの方が最終的に得になる場合もある。
ニコノリは業界最安と言われるカーリースで、月額1万円以内で利用可能な車種もたくさんある。メンテナンスプランは基本プランから手厚いプランまで自由に選ぶことができる。頭金不要で月々の支払いが固定のため、マネープランを立てやすいこともメリットだ。
まずは気になる車種が月額どのくらいで利用できるか、チェックしてみてほしい。
ニコノリ
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