
自動運転の求人は増えているが、どんな職種があり、年収はいくらで、未経験でも入れるのか。情報が散らばっていて、全体像をつかみにくい人は多い。
自動運転ラボ編集部の調査では、自動運転関連の求人は2026年8月末時点で6,788件あり、前年同月比で14.3%増えた。増加は17か月連続だ。
本記事では、自動運転の求人・転職情報を種、年収、必要スキル、未経験から入る方法に加え、募集企業と求人サイトを個別に紹介する。
すでにエンジニアとしての経験があり、就職・転職以外の関わり方を探している人には、パーソルクロステクノロジーのエンジニア派遣から自動運転の案件を探してみると良い。
オンラインで登録でき、利用は無料だ。スキルと経験に応じて案件が紹介され、開発・インフラ・AI・機械・電気・電子などの職種に対応している。
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記事の目次
自動運転の求人は増えている?最新の求人数と動向
自動運転の求人は、長期にわたり増加が続いている。ここでは最新の求人数と、増えている背景を整理する。
求人数は6,788件、17か月連続で増加
自動運転ラボ編集部は、主要4つの転職サイトで「自動運転」の求人数を調べている。2026年8月末時点の結果は次のとおりだ。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 求人数(合計) | 6,788件 |
| 前月比 | 0.7%減 |
| 前年同月比 | 14.3%増 |
| 連続増加期間 | 17か月 |
前月比はわずかに減ったが、前年同月比では大きく伸びている。
7月末の6,838件は、調査開始以来の過去最高だった。
転職サイト別の求人数
求人数は、サイトによって大きく異なる。2026年8月末時点の内訳は次のとおりだ。
| 転職サイト | 求人数 | 前月比 |
|---|---|---|
| doda | 6,167件 | 1.3%増 |
| マイナビ転職 | 330件 | 9.3%増 |
| エン転職 | 213件 | 1.4%増 |
| ランスタッド | 78件 | 変わらず |
出典は自動運転ラボ編集部の調査で、キーワード「自動運転」で調査した結果。
キーワードの設定やサイトの仕様で件数は変わるため、あくまで目安として見てほしい。
求人が増えている背景
求人が増えている背景には、次の3点がある。
- 政府予算の拡充(来年度予算の概算要求で関連予算が大幅に増えた)
- 米国・中国に対抗する国内の技術開発と社会実装の後押し
- ロボタクシーの実証から、商用化を見据えた取り組みへの移行
実用化が近づくほど、開発だけでなく運行や事業の担い手も必要になる。募集職種が広がっているのは、この流れの表れといえる。
自動運転業界の主な職種
自動運転の求人は、エンジニア職だけではない。大きくは、開発系、事業・企画系、運行・現場系に分かれる。
エンジニア職(開発系)
エンジニア職は、担当する領域で6つに分けられる。
| 職種 | 主な担当 |
|---|---|
| センシング(認識) | カメラやLiDARなどのセンサー情報から、周囲の状況を認識する |
| プランニング(判断) | 周囲の状況をもとに、走行ルートや行動を決める |
| コントロール(車両制御) | 決めた行動を、ハンドルやブレーキなどの動きに落とし込む |
| ネットワーク(通信) | 車と外部をつなぐ通信の設計・開発 |
| シミュレーション | 仮想環境で走行を検証する仕組みの開発 |
| LLM系 | 生成AIを使った自動運転システムの開発 |
自動運転の主流は、人がルールを書く方式から、AIが走行を学ぶ「エンドツーエンド」へ移りつつある。それに伴い、機械学習やシミュレーションの求人が目立つ。
事業企画・導入コンサル・営業(事業系)
自動運転を社会に広げる仕事も増えている。自治体や企業への導入を支援するコンサルタント、事業戦略を立てる企画職、サービスを売る営業職などだ。
導入コンサルの求人は、年収1,000万円超の水準も出ている。詳しくは「自動運転車の導入コンサルの求人例」で整理している。
遠隔監視・運行・保安(現場系)
ロボタクシーや自動運転バスの運行を支える仕事も生まれている。遠隔監視スタッフは、車に搭載されたAIからの確認に応じ、安全な走行を支える。
プロジェクト推進や運行拠点の設計などの職種もある。技術の知識が必須でない職種があるのは、この分野の特徴だ。
自動運転の求人の年収目安
自動運転の年収は、職種によって大きな幅がある。公開されている求人の例と、業界の目安を整理する。
職種別の年収の目安
2026年に公開された募集の例は次のとおりだ。金額は各社の募集時点の公表値で、入社時の年収を確約するものではない。
| 職種・企業の例 | 年収の目安 |
|---|---|
| 日本の中途採用(エンジニアの相場) | 700〜1,000万円 |
| ティアフォー(プランニング・制御) | 576〜1,392万円 |
| デンソー(AI・CGシミュレーション) | 500〜1,500万円 |
| トヨタ自動車(事業戦略企画) | 500〜1,680万円 |
| 野村総合研究所(モビリティのコンサル) | 600〜1,500万円 |
| MONET Technologies(導入コンサル) | 610〜1,200万円 |
| 日本交通(ロボタクシー担当) | 1,200〜1,400万円 |
| ロボタクシー遠隔監視(派遣) | 時給1,710円 |
自動車開発技術者の平均は712万円とされる(厚生労働省の調査。「自動運転エンジニアの年収を整理した記事」より)。これと比べると、自動運転の求人は高めの水準にある。
日本交通の募集は、同社のタクシードライバーの平均収入約500万円の2倍以上にあたる。詳しくは「日本交通のロボタクシー担当の求人」を参照してほしい。
米国との水準の違い
米国では、中途採用で2,000〜4,000万円が相場とされる。引き抜きの対象になれば、数千万円から億を超える例もある。
日本は700〜1,000万円が中心だが、1,000万円を超える求人を出す企業も増えている。
年収はいつまで高いのか
高年収が続くかどうかには、見方が分かれる。エンドツーエンドの開発熱が2030年代にピークを迎え、レベル5が実現すれば人材の争奪戦も落ち着く、という見立てがある。
一方で、先端技術の開発に携わった経験は、その後も評価されると考えられる。年収の推移は「自動運転エンジニアの年収ピークの見方」で詳しく述べている。
自動運転の求人で求められるスキル・資格・経験
求人票を見ると、求められる条件には共通点がある。代表的な募集をもとに整理する。
プログラミングと開発環境
開発系の求人でよく見かけるのは、次のスキルだ。
- C++、Python、Rustなどのプログラミング
- Linux環境での開発経験とGitでの管理経験
- ROS/ROS2、CARLAなどのロボット・シミュレータの経験(歓迎されることが多い)
たとえばティアフォーの計画・制御職は、修士号(自動運転・ロボティクス分野)か、3年以上のソフトウェア開発経験を必須としている。
機械学習・英語・研究実績
機械学習の開発経験は、認識や判断の職種で重視される。画像処理や軌跡予測の経験があると、有利になりやすい。
英語も、求人票の必須または歓迎条件に入ることが多い。海外の論文や、海外拠点との議論が日常的にあるためだ。修士号以上や、AI関連の研究実績を歓迎する募集もある。
学歴より実務経験が重視される傾向
自動運転の求人では、学歴よりも、実際に何を開発したかが問われやすい。OSS(オープンソース)への貢献や、実機での開発経験が評価される。
専用の資格は、必須とされる例が少ない。一方で、事業系の職種では、コンサルティングの経験や英語力が条件になる場合がある。
未経験から自動運転業界に転職できる?
結論から言うと、職種によって異なる。エンジニア職は難しいが、未経験を歓迎する職種もある。
エンジニア職は実務経験が必要
公開されているエンジニアの求人は、実務経験や専門知識を条件にするものが大半だ。完全な未経験からの応募は、現実には難しい。
ただし、ティアフォーのように、募集によってはポテンシャル採用を行うとされる企業もある。まずは、プログラミングや機械学習の経験を積むことが近道になる。
未経験歓迎の職種もある
ロボタクシーの遠隔監視は、未経験歓迎の例がある。アデコが福岡市内で募集した職種では、研修時給1,650円、本業務の時給は1,710円だった。
応募条件は普通自動車免許(AT限定可)で、ペーパードライバーでも可とされた。入社後は、12週間の机上研修を受ける。詳しくは「ロボタクシー遠隔監視員の求人の詳細」にまとめている。
転職の3つのパターン
自動運転業界への入り方は、大きく3つに分けられる。
| パターン | 特徴 |
|---|---|
| 異業種からの転職 | 医療・製造の画像認識や、通信機器のコネクテッド技術など、要素技術を活かす |
| 自動車業界内での転職 | 同業他社の自動運転部署へ移る、または社内で異動する |
| キャリアチェンジ | 技術背景がなくても、MaaSの企画・営業職などで参入する |
各パターンの詳細は「自動運転業界への転職・就職パターンの一覧」で解説している。
自動運転の求人を出している企業8社
ここでは、自動運転の求人を出している企業を8社紹介する。自動車メーカー・部品、ソフトウェア、スタートアップ、サービス・コンサル、エンジニアリングの順に並べた。
このうちパーソルクロステクノロジーは、採用ではなく、エンジニア派遣(案件紹介)として関われる選択肢として紹介する。
募集内容は2026年9月時点の公開情報による。募集は常に変わるため、最新の状況は各社の公式サイトで確認してほしい。
パーソルクロステクノロジー

パーソルクロステクノロジーは、IT/DX、エンジニアリング、セキュリティ、人材サービスの4領域を展開する技術者集団だ。2026年6月末時点で、エンジニアは11,956名在籍している。
エンジニアリング領域には、自動運転・ADAS開発、ロボット・モビリティ開発などが含まれる。公式サイトでは、ADASの車両試験や、自動運転バスの離島フェリー乗船プロジェクト(島根県)などの事例が紹介されている。
ここで紹介するのは、同社のエンジニア派遣(案件紹介)サービスだ。技術職向けの人材派遣・案件紹介サービスで、オンラインで登録でき、利用は無料。経験者向けで、プロフィール登録をすることで、スキルと経験に応じて案件が紹介される。
パーソルクロステクノロジー
の案件はこちら
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | パーソルクロステクノロジーのエンジニア派遣 |
| 対象 | 経験のあるエンジニア |
| 対象職種 | 開発、インフラ、AI、Webクリエイティブ、機械・電気・電子 |
| 利用の流れ | マイページ開設 → オンライン派遣スタッフ登録 → お仕事紹介 → 就業スタート → 契約更新と次案件の紹介 |
| 案件の特徴 | 時給3,000円以上の案件が多数 |
| 働き方 | 60%以上のスタッフがリモートワークを実施 |
| 待遇・サポート | 入社日からの有給付与、在宅勤務手当(最大3,000円/月)、資格取得助成金制度、スキルアップ支援「学ぶんダス」(上限30万円)、師弟制度 |
経験を活かして、案件単位で分野や働き方を選びたいエンジニアが検討しやすい。ADASの事例では、派遣と請負の2つの形で顧客の開発を支えていると紹介されている。
自動運転や車載の案件を希望する場合は、登録時に希望を伝えて、紹介の可否を確かめるのが確実だ。
トヨタ自動車

トヨタ自動車は、国内最大手の自動車メーカーだ。自動運転の求人には、車両開発に限らず、事業戦略の企画などもある。
募集の1つは、事業戦略企画の職種だ。年収の目安は500〜1,680万円と幅が広い。
メーカーの大規模な開発体制のもとで、事業側から自動運転に関わりたい人が検討しやすい。トヨタ系の求人の傾向は「トヨタ系企業に集まる自動運転求人の実態」で整理している。
参照:先進安全・自動運転企画開発 | 職種紹介 2027年卒 | トヨタの仕事と人 | 新卒採用情報 | 採用情報 | トヨタ自動車株式会社はこちら
デンソー

デンソーは、トヨタグループの自動車部品メーカーだ。自動運転では、センサーや制御システムなどの技術を担う。
募集には、AI・CGシミュレーションのエンジニアがある。年収の目安は500〜1,500万円だ。
部品・システムの側から自動運転の開発に関わりたい人に向く。応募条件は職種ごとに異なるため、募集要項で確認したい。
参照:命を守る認識技術からAI活用まで、モビリティの未来をつくる仕事 | マガジン | 採用情報 | 株式会社デンソー
Woven by Toyota

Woven by Toyotaは、トヨタグループでソフトウェア開発を担う会社だ。自動運転のソフトウェア基盤の開発などに携わる。
確認できた募集には、ソフトウェアアーキテクチャの設計職がある。年収は公開されていない。
大規模なソフトウェア設計の経験を活かしたい人が対象になりやすい。応募前に、募集要項で必要な経験を確かめたい。
参照:Automated driving ┃ ウーブン・バイ・トヨタ
ティアフォー

ティアフォーは、自動運転ソフトウェアのオープンソース「Autoware」の開発を担うスタートアップだ。国内の自動運転で存在感がある。
確認できた計画・制御エンジニアの募集では、年収は約576〜1,392万円だった。必須条件は、修士号か3年以上の開発経験、Linuxでの開発経験、C++・Python・Rustのいずれかでの3年以上の経験などだ。勤務地は東京都品川区で、一部リモートも可能とされる。
自動運転の中核技術を、実機で開発したい人に向く。難易度は高いが、学生向けの取り組みや、ポテンシャルを見た採用を行うとされる。
Turing

Turingは、「完全自動運転の実現」を掲げるスタートアップだ。マルチモーダル生成AIを使った自動運転システムの開発を進めている。
同社の採用ページでは、MLエンジニア、SWE(MLシステム・自動運転システム)、インフラエンジニア、自動運転開発ドライバーなど、12の区分で募集している。
年収は選考の中で確認する形式だ。最上位のプリンシパル職は、年収1,500〜2,000万円とされる(求人情報より)。
生成AIによる新しい開発方式に、早い段階から関わりたい人に向く。インターンから正社員になる道もある。
日本交通

日本交通は、東京を中心にタクシーを運行する会社だ。米Waymoと連携し、東京でのロボタクシー(自動運転タクシー)の事業化を進めている。
確認できた募集は、事業責任者の直下でオペレーション構築などを担うプロジェクト推進メンバーだ。年収は1,200〜1,400万円で、条件は大卒以上、中級以上の英語力、コンサルまたは事業会社での企画・プロジェクト経験などだ。
技術ではなく、事業や運行の設計側から自動運転に関わりたい人に向く。ただし、求められる経験の水準は高い。
参考:日本交通、ロボタクシー担当に「年収1400万」 運転手の2倍以上
MONET Technologies

MONET Technologiesは、MaaS(移動のサービス化)の事業を手がける会社だ。ソフトバンクの求人として出向の形で募集されている。
確認できた募集は、サービス導入・運用のコンサルタントだ。年収は610〜1,200万円で、自治体や企業へのMaaSの構築・導入支援を担う。必要条件は、普通自動車免許と、プロジェクト管理かBtoBのクライアントワークの経験だ。
技術職以外で、移動サービスの導入に関わりたい人に向く。経験が必須のため、完全な未経験での応募は難しい。
自動運転の求人を探せる求人サイト
自動運転の求人は、転職サイトでも探せる。
自動運転関連の求人は、ADAS、組み込み、画像認識、機械学習、制御、シミュレーション、MLOpsなどの関連キーワードでも探すと候補を広げやすい。
doda(デューダ)

dodaは、転職サイトのなかでも、自動運転の求人数が突出して多い。2026年8月末時点で6,167件と、4サイト合計の9割以上を占める。
職種はエンジニアから事業系まで幅広い。組み込みソフトウェア、制御開発、機械学習、画像認識、研究開発だけでなく、プロジェクトマネージャーや企画系の求人まで探しやすい。
まず全体の求人の傾向をつかみたい人に向く。求人が多い分、勤務地、年収、経験年数、リモート可否などの条件で絞り込まないと探しにくい。
「自動運転」で検索したあとに、「ADAS」「C++」「Python」など自分のスキルを追加して検索すると、より応募候補を絞りやすい。
さらにデューダXではハイクラス向けの求人も見つけられる。

マイナビ転職

マイナビ転職は、2026年8月末時点で330件(前月比9.3%増)の求人があった。
エンジニア向けの検索にも対応している。メーカーや関連企業の求人を、勤務地や年収で絞って探したい人に向く。
完成車メーカーだけでなく、部品メーカー、ソフトウェア会社、開発支援企業なども候補になるため、「自動運転」だけでなく「車載」「組み込み」「制御」などでも検索したい。
求人票では、使用言語や開発環境、必要な経験年数まで確認し、自分の経験がどこまで活かせるかを見るとよい。
エン転職

エン転職は、2026年8月末時点で213件の求人があった。前月比は1.4%増だ。
数は多くなくても、複数のサイトを併用して、見落としを減らしたい人に向く。
求人件数だけを見るとdodaより少ないが、掲載企業や募集タイミングが異なるため、他サイトにはない求人が見つかることもある。
自動運転に限定しすぎず、「自動車ソフトウェア」「組み込みエンジニア」「AIエンジニア」など周辺職種もチェックすると、応募できる求人を広げやすい。
ランスタッド

ランスタッドは、人材サービスを手がける会社の転職サービスだ。2026年8月末時点の求人数は78件で、前月から変わっていない。
件数は限られるが、ほかのサイトにはない求人を探したい人が併用しやすい。
外資系企業や技術職の求人が見つかることもあるため、英語力や専門性を活かしたい人は確認しておきたい。
特に、ADAS、制御、車載ソフトウェア、システム設計などで経験がある人は、一般的な転職サイトとは違う求人に出会える可能性がある。
ビズリーチ

ビズリーチは、会員登録をして求人の詳細を見る、スカウト型の転職サービスだ。企業側が候補者のデータベースから直接声をかける。
自動運転では、計画・制御やシミュレーションなどの高年収の求人がある。たとえば、シミュレーションのソフトウェアエンジニア職で、年収800〜2,000万円とされた例がある。
自分の経歴を登録して、企業からのスカウトを受けたい人に向く。
特に、C++、Python、ROS、AUTOSAR、機械学習、制御開発などの実務経験がある人は、職務経歴書に具体的な開発実績や担当範囲を書いておくとスカウトにつながりやすい。
一方で、未経験者向けというよりは、すでに専門スキルや実務経験を持つ人が、年収アップや上位ポジションを狙うときに使いやすい。
スタンバイ

スタンバイは、複数のサイトの求人をまとめて検索できる求人検索サービスだ。無料で使え、新着求人をメールやLINEで通知する機能もある。
「自動運転」で検索すると、組み込みソフトウェアやAI、システム設計などの求人が出る。幅広い求人を横断して探したい人に向く。
転職サイトを1つずつ見る手間を減らせるため、まず市場にどんな求人があるのかを広く確認したいときに便利だ。
ただし、同じ求人が複数サイト経由で重複して表示されることもあるため、応募前には掲載元や募集内容を確認しておきたい。
自動運転への転職を成功させるポイント
自動運転の転職では、準備の仕方で結果が変わる。押さえておきたい点は3つある。
職務経歴で何を示すか
担当した開発の内容を、具体的に示す。言語や使ったツール、チームでの役割、成果の数字があると、評価されやすい。OSSへの貢献や研究発表も、アピール材料になる。
不足するスキルを補う
英語や機械学習の経験が足りない場合は、学習の実績を示せるようにする。公開できる成果物があれば、選考で有利になりやすい。
事業系の職種なら、プロジェクトの管理や、行政・自治体との調整経験が評価される。
企業ごとの募集要件を確かめる
同じ職種名でも、企業によって求める水準は違う。必須条件と歓迎条件を分けて読み、自分の経験と合わせて確認したい。
求人サイトと企業の採用ページを併用すると、掲載の早い・遅いによる見落としが減る。
よくある質問
最後に自動運転の求人に関してよくある質問を確認しておこう。
自動運転の求人は未経験でも応募できますか?
職種によって異なる。エンジニア職は実務経験が必要な募集が大半だ。一方、ロボタクシーの遠隔監視など、未経験歓迎の職種もある。
自動運転の求人の年収はいくらですか?
職種や企業で大きく異なる。エンジニアの中途採用は700〜1,000万円が相場で、1,000万円を超える求人もある。遠隔監視は時給1,710円の例がある。
文系でも自動運転の仕事に就けますか?
事業企画、営業、導入コンサル、運行管理などは、文系出身でも挑戦できる職種だ。
ただし、プロジェクト管理や、英語などの経験を求める募集も多い。
必要な資格はありますか?
専用の資格が必須の求人は多くない。実務経験やスキルが重視される。遠隔監視などの現場系では、普通自動車免許が条件になる場合がある。
自動運転の求人はどこで探せますか?
転職サイト、企業の採用ページ、スカウト型サービスなどがある。複数を併用すると、見落としが減る。
地方でも自動運転の仕事はありますか?
開発職は東京や神奈川、愛知などに集中しやすい。ただし、遠隔監視の福岡のように、地方で募集される職種もある。
地域の実証や運行に関わる仕事は今後増えると見込まれる。
自動運転の求人は今後も増えますか?
2026年8月末までは、17か月連続で増えている。実用化が進むほど、求人の幅は広がると考えられる。
ただし、将来の増減は技術や政策の動きに左右される。
自動運転の求人は、職種と条件を見極めて探そう
自動運転の求人は、2026年8月末時点で6,788件あり、17か月連続で増えている。エンジニアだけでなく、事業企画、導入コンサル、遠隔監視など、職種の幅も広がった。
年収は職種で大きく異なり、エンジニア転職は経験が必須の募集が大半だ。一方で、未経験から入れる職種もある。
自分の経験と合う職種を見極めたうえで、企業の採用ページと求人サイトを併用して探すのが近道だ。
経験を活かして案件を選びたいエンジニアは、パーソルクロステクノロジーのエンジニア派遣(案件紹介)も選択肢になる。
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