「つながるクルマ」と呼ばれるコネクテッドカーが今後普及・進化していく中で、さまざまなアプリが自動車にインストールされ、拡張機能を利用できるようになる。そんな潮流を改めて認識させる話題がこのほど明らかになった。
中国の大手自動車メーカーである浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)傘下のコネクテッドカーブランド「リンク・アンド・コー」は2018年10月30日までに、新型セダン「Lynk&Co 03」を発表した。この新型セダンの特徴は、コネクテッドカーに簡単にアプリをインストールできることだという。
ターゲットは先端モビリティ技術に関心が高い高所得者層のほか、若者たちだ。Lynk&Co 03は中国で約190万円で発売され、報道などによると、順次ヨーロッパ市場や米国市場に投下していく。カーシェアなどで車両を貸し出すサービスを所有者が簡単に利用できるような機能の搭載も目指しているようだ。
リンク・アンド・コーにはスウェーデンの大手自動車メーカーであるボルボ・カーも出資している。
【参考】関連記事としては「コネクテッドカー・つながるクルマとは? 意味や仕組みや定義は?」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 29, 2018