世界初の自動運転タクシー、商用化1年 グーグル系ウェイモ、提供拡大へ

ウェイモのライバルはどの企業に?





出典:ウェイモプレスリリース

グーグル(Google)からスピンアウトした自動運転開発企業ウェイモ(Waymo)が世界で初めて自動運転タクシーの商用サービスを開始してから、2019年12月で1年が経った。最近では車両の中にセーフティドライバーを乗せない形でのサービスも一部で開始し、より技術レベルが高まっている印象だ。

そんなウェイモの自動運転タクシーサービスは米アリゾナ州の最大都市フェニックスにおいて提供されていたが、どうならこの1年を機にさらなる拡大を目指すようだ。米自動車専用メディア「ROADSHOW by CNET」によると、より多くの人が同社の自動運転タクシーサービス「Waymo One」を利用できるようにするらしい。







ちなみにウェイモの発表によれば、現在のウェイモの自動運転サービスの月間アクティブユーザーは1500人に上り、2019年の1年間で週平均3回利用されているという。2017年の実証実験段階からの配車回数は10万回を突破し、着々と実績を積み上げている印象だ。

■自動運転タクシー、ウェイモのライバルはどの企業に?

ウェイモに続いて自動運転タクシーの商用サービスをローンチする企業はどこだろうか。最近注目を浴びたのは中国企業のWeRide。中国・広州で自動運転タクシーの試験運用をスタートさせ、早期の商用化を目指している。

GMの子会社クルーズ(Cruise)は2019年内のスタートを予定していたが、既に安全上の懸念からその時期を延期することを発表している。一方で技術レベルの向上に向けて研究開発を急ピッチで進めており、2020年内のスタートは十分にあり得る。

そのほか実現時期は2022年としているものの、インテル傘下モービルアイにも注目したい。日本企業では自動運転ベンチャーのZMPや、日産とDeNAが取り組む「Easy Ride」の自動運転タクシーに関する取り組みにも注目が集まる。

【参考】関連記事としては「自動運転タクシーの実現はいつから? 料金やサービスは?」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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