自動運転技術の開発が盛んな国・地域と言えば、アメリカ、欧州、日本、中国などが挙げられるが、ロシアはどうか? ロシアにも自動車メーカーはあるものの世界市場で存在感を有するほどではなく、自動運転技術に関してもあまりニュースとして話題を耳にすることは少ない。
しかしだからと言って、ロシアで自動運転技術の開発や法整備などが行われていないわけではない。ロシアのメドベージェフ首相は2018年11月、モスクワ市などでの自動運転の公道試験ルールを規定した政府決定に署名しており、自動運転技術の開発の機運は徐々に熟しつつある。
またロシアにおいては、「ロシアのグーグル」とも呼ばれるネット最大手ヤンデックスが既にトヨタ車をベースにした自動運転の実証実験を行っており、注目を集めている。その実証実験では自動運転タクシーの実用化に向けた検証も行われているようだ。
ロシアが自動運転分野で今後どこまで存在感を高めてくるだろうか。
【参考】関連記事としては「【最新版】自動運転車の実現はいつから?世界・日本の主要メーカーの展望に迫る|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 22, 2018