スウェーデンの自動車メーカー大手ボルボは2019年3月24日までに、酒酔い状態などを検知する車内向けセンサーの新車への搭載を、2020年代の早い段階から開始すると発表した。
長い時間にわたって運転手が目を閉じていたり、視線が前方から外れていたりしていることをカメラで検知し、総合的にシステム側が酩酊状態と判断する仕組み。
車から警告を発する仕組みも導入するとみられており、システム側が危険と判断したら強制的に速度を落とさせ、最終的には安全に近くに駐車させる仕組みも開発して搭載する計画のようだ。
昨今、人間の判断ミスによる事故を減らすための取り組みとして自動運転技術が開発されているが、ボルボが今回発表した計画も趣旨は同様だ。同社は自動運転車の開発と合わせ、こうした安全のための取り組みに今後も注力していく考え。
酒酔いセンサーの導入は、日本国内でも望んでいる声が一定数聞かれる。トヨタや日産などの日本国内勢のほか、テスラやフォードなどのアメリカ勢なども、今後力を入れて取り組んでいく可能性は十分にありそうだ。
【参考】関連記事としては「ボルボの自動運転戦略まとめ コネクテッドカーの開発状況は?トラック部門は?」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 28, 2018