ドイツとアメリカの自動車メーカー2社が自動運転車とEV(電気自動車)の分野で手を組む。ドイツ自動車メーカー大手フォルクスワーゲン(VW)と米自動車メーカー大手フォードが開発の効率化に向けた技術の共同開発に乗り出すことを検討していることが、2018年11月11日までに明らかになった。
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背景には、グーグル系ウェイモや米アップルなどのIT企業が自動運転事業をスピードアップさせていることがあるとみられる。
フォルクスワーゲンは2018年に入り、自動運転車やコネクテッドカー(つながるクルマ)向けの投資に力を一層入れている。フォードも「フォード・オートノーマス・ビークルズ」という自動運転技術開発部門を2018年7月に立ち上げ、自動運転分野に約40億ドル(約4400億円)を追加出資している。
【参考】関連記事としては「米フォード、首都ワシントンで初の自動運転実証実験を実施へ」も参照。
首都ワシントンでの自動運転テスト、フォードが一番乗り 1100億円投じるスタートアップ・アルゴAIとタッグ|自動運転ラボ https://t.co/979oAWwjaf @jidountenlab #フォード #自動運転 #ワシントン
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 25, 2018