いすゞは欲しい!年収1,000万円で自動運転エンジニアを

認識技術やローカライゼーション技術の開発で



いすゞ自動車の2021年3月31日時点での平均年収は759万円だ。しかし、800万〜1,000万円の給与を支払う条件で、ある仕事を担当する正社員を募集している。その仕事が「自動運転に関する走行環境の認識技術開発」、つまり自動運転向けのカメラやLiDARに関する職種だ。







給与の下限がいすゞの平均年収を上回るこの求人。つまりいすゞはそれほど前のめりに、自動運転に関する技術を有した優秀な人材を欲しがっているということだと言えよう。

■自動運転向けの「認識技術」「ローカライゼーション技術」で求人

自動車が自動運転する際には、ほかの車両や歩行者、道路状況などを高精度に認識する必要がある。しかもトラックやバスなどの商用車は車両が大きい分、求められる技術レベルが高いものとなる。

そんな中でいすゞは「やりがいとしても乗用車と比較して大きくなるものだと考えます」としている。つまり、大きな野心を持ったエンジニアを求めているということだろう。

応募条件は大卒以上の最終学歴を持ち、カメラやLiDAR、ミリ波レーダーなどの開発経験を有していること。神奈川県の藤沢工場での勤務となるという。

▼【先進技術開発】自動運転に走行環境認識技術の開発(カメラ、レーダー等)|いすゞ自動車株式会社
https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3005162445

またいすゞは同時に、自動運転に欠かせない「ローカライゼーション技術」(位置特定技術)の開発者も募集している。ローカライゼーション技術とは、高精度デジタル地図やGPSなどを駆使して車両の位置を判別する技術だ。

こちらの求人も最終学歴が大卒以上の人が対象で、高精度地図とGPSを使ったマップマッチング開発の経験を有していることが条件となる。こちらの予定年収も800万〜1000万円で、神奈川県の藤沢工場での勤務となる。

▼【先進技術開発】自動運転に関するローカライゼーション技術の開発|いすゞ自動車株式会社
https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3005162444

■自動運転、いすゞも着々と取り組みを前進

いすゞはこれまで、トラックの自動運転化に関する取り組みを継続して進めている。2016年には自動運転やADAS(先進運転支援システム)の共同開発で、日野自動車と合意している。

2020年2月には大型トラック「ギガ」にレーンキープアシスト機能などを新しいオプションとして発売すると発表し、自動運転レベル2相当の機能を実装することを発表した。

2020年10月にはボルボグループと、20年という長期間の戦略的提携の基本契約を締結し、商用車向けの自動運転技術開発などを進めていくことを明らかにした。

こうした中で、即戦力となる人材を求めているいすゞ。有望領域だけに、1,000万円でも安いと感じるエンジニアも少なくないかもしれないが、いすゞの本気度が垣間見える求人であることは間違いない。そう思い、今回自動運転ラボでピックアップして取り上げてみた。

▼いすゞ自動車プレスリリース一覧
https://www.isuzu.co.jp/press/

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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