自動運転AIは恋してナンボ トヨタとドラえもん映画に共通点見つかる!

「乗っている人に尽くす」技術、各社が開発中



出典:pixabay

1983年に公開された映画「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」で、感情を持った水陸両用バギーが登場した。今風に言えば、AI(人工知能)搭載の自動運転車といったところだ。

この水陸両用バギー、映画の中でしずかちゃんに恋をする。しかし現実世界では、いくらAI搭載の自動運転車といっても乗っている人に恋をすることはないが、実際にはそれに近いことが起こる。どういうことか説明しよう。







■「乗っている人に尽くす」自動運転車

この映画では、ドラえもんやのび太たちが海底人に出会い、地球を迫る危機を知る。そして映画終盤、冒頭紹介した水陸両用バギーが登場し、最後に自らの判断で敵のボスに突っ込んで自爆し、地球を危機を救う。

バギーがこうした判断をしたのは、しずかちゃんに恋をし、そして地球人を助けたいと思ったからだ。

現実世界で開発されているAI搭載型の自動運転車は、決して乗っている人に恋をすることはない。しかし「乗っている人に尽くす」という点は、実はドラえもん映画で登場したバギーと同様である。

すでに現在、自動運転車向けの技術として、「乗っている人に尽くす」ための技術がさまざま開発されている。

例えば車内カメラで赤ちゃんが乗車していることが確認できれば、普段以上に揺れが抑えられるような運転操作を行ったり、乗っている人の生体情報から呼吸困難などを検知したら、消防に緊急通報したり…といった技術だ。

そしてこうした技術はいずれ自動運転車に搭載されるようになるはずだ。

■トヨタも「人」を中心に据えてモビリティ開発

自動運転と言えば「いかにスムーズに事故なく運転できるか」という点に焦点があたりがちだ。しかし自動運転のAIには、人間のドライバーが乗っている人を気遣いながら運転をするような、「優しさ」にも似た機能が求められる。

日本のトヨタ自動車も、「人」を中心に据えたモビリティ開発に力を入れている。これは何度もトヨタの豊田章男社長がさまざまな場所で語っていることだ。乗っている人に対する優しさに溢れる自動運転車に、将来ぜひ乗ってみたい。

【参考】関連記事としては「自動運転車のメリット、「社会」と「人」でそれぞれ解説!」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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