日本のベンチャー企業であるテトラ・アビエーション株式会社(本社:東京都文京区/代表取締役:中井佑)が開発する「空飛ぶクルマ」が、2020年2月27日〜29日にアメリカで開催された1人乗り航空機開発コンペ「GoFly」の最終飛行審査に臨んだ。
その結果、同社は「プラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞」を受賞し、賞金10万ドルを獲得したという。
GoFlyは、米ボーイングがメインスポンサーの1人乗り航空機の国際大会。審査は約2年にわたって行われ、103カ国から計855チームが参加した。最終飛行審査までに進出チームが24チームに絞られていた。
テトラが受賞した賞は、大手航空機用エンジンメーカーのプラット・アンド・ホイットニー社から贈られた賞で、最も革新的な開発を手掛けたディスラプター(破壊的イノベーター)に与えられるものだという。最終飛行審査でこうした賞を受賞したのはテトラ・アビエーションだけだ。
■空飛ぶクルマ社会の実現は日本から?テトラの躍進
テトラ・アビエーション社は東京大学発のスタートアップで、2025年に空飛ぶクルマを実用化することを目指している。同社は現在、採用活動を行っており、以下が報道発表で添えられていたメッセージだ。
インド・韓国・中国・米国出身者の集まるダイバーシティなチームです。女性エンジニアも働きやすい環境にしていきますのでぜひエントリーお待ちしています!(採用担当は女性です)
公式サイト(https://jp.tetra-gofly.com/)からは同社メンバーのプロフィールなどを確認することができる。自動運転と並ぶイノベーションとされる空飛ぶクルマに関心がある人は、ぜひエントリーを検討してみてはいかがだろうか。
【参考】関連記事としては「空飛ぶクルマとは? 仕組みや技術、必要なインフラなど|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 30, 2018