
投資家としても活躍するサッカー元日本代表の本田圭佑氏が、自動運転車を体験している動画が公開され、話題を呼んでいる。
本田氏が体験しているのは、完全自動運転システムの開発に取り組む日本企業Turing(チューリング)の「E2E自動運転」だ。加速や減速などの全てが自動で行われていることを確認すると、「やば!!」と興奮した様子だ。
本田氏が感嘆し、同氏ファンドが過去に計15億円の投資も行っているTuringの自動運転技術は、どんな水準まで向上しているのだろうか。そして本田氏は自動運転分野への投資を、さらに拡大していくのだろうか。
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■本田圭佑氏が自動運転車に試乗
「We Overtake Tesla(我々はテスラを超える)」をミッションに掲げ、完全自動運転車両の開発・販売に取り組むTuring。同社の公式YouTubeで「【試乗体験】本田圭佑×E2E自動運転」というタイトルの動画が公開された。
本田氏は大型ミニバンの2列目に乗り込む。隣に座っているのは、TuringでCFO(最高財務責任者)を務める盛島正人氏だ。盛島氏は「予言しますけど、10分くらいしたら飽きると思います」と本田氏に話しかけ、「いや、もう普通に自動運転できると飽きるんですよ。ま、それが一番いいと思います。そわそわはしないんですよ。あ、曲がれるかなとか思わなくなる」と理由を話す。
走り始めると、本田氏は運転席にいるTuringのスタッフに「(ハンドルに)触ってないですか?」と聞く。「アクセルも一切踏んでないですよね?じゃあ加速、減速、ハンドル、全てが今自動で行われているということ?」と確認し、「そうです」と言われると、「やば!」とテンションが上がった様子だ。
スムーズに左折すると、盛島氏が「昔はこんなので『できたできた。ほっ』となってたんです。(今は)もう余裕です」と話す。Turingの技術がかなり進んでいることが分かる。
交差点を渡る際には、本田氏が「お、すげえこれ。今黄色ギリギリのタイミングでしたね。行くんだちゃんと。人の感覚と一緒やな」と感嘆している。盛島氏は「さっき黄色終わりそうな時は、ちゃんと急ブレーキで停まりました」と説明している。
本田氏は「人ではたどりつけない運転技術を身につけますよね。逆に、ならないことの方がむしろありえない世界ですよね。素晴らしい」と話す。そして降車後には「It’s amazing」「So surprised」とひと言。今回の動画からは、Turingの高レベルの自動運転技術のほか、本田氏の新しい技術を貪欲に知る姿勢と自動運転についての解像度の高さがうかがえる。
■投資ファンドを立ち上げ
本田氏は「次世代に少しでもより平和で明るい未来を残す」という理念のもと、2016年に投資ファンド「KSK Angel Fund」を立ち上げた。2022年にはUberの日本第1号社員が創業したライトマークスへ1億円超を出資した。ライトマークスはVIPハイヤーの配車などを手掛ける企業だ。
また本田氏は2024年に、日本人起業家向け新ファンド「X&KSK Fund」も設立している。2025年には総額約153億円の資金調達を完了したことを発表した。LP出資者には、三井住友銀行やSBIグループ、GMOインターネットグループ、東急不動産、SOMPOホールディングス、アシックスなどの大企業が名を連ねている。
▼本田圭佑が率いるベンチャーキャピタルX&KSK、総額約153億円の資金調達を完了
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000151597.html

なお、この発表の際に本田氏は「次の戦いは間違いなく既に始まっているAI(及び周辺産業)が世界の中心になると思っています」とコメントしている。
■自動運転分野に本格出資するのか?
今回の動画で使用された車両は、ハンドル部分のロゴが隠されているがトヨタの「アルファード」のように見える。
Turingは「We Overtake Tesla(我々はテスラを超える)」をミッションに掲げ、カメラから取得したデータのみでステアリングやブレーキ、アクセルなど運転に必要なすべての判断をAI(人工知能)が行うE2E (End-to-End) の自動運転AIを開発している。
自動運転技術に感動した本田氏。自動運転分野への本格投資が加速するのか注目だ。
【参考】関連記事としては「本田氏が1億出資!元Uber社員「VIPハイヤー配車」で起業」も参照。













