ヤンマー株式会社(本社:大阪府大阪市/社長:山岡健人)は2019年1月17日、自動航行が可能な「ロボティックボート」の基礎技術などを開発したと発表した。危険海域や海域調査などでの活躍が期待されそうだ。
発表によれば、これまでのロボットやIT技術の研究成果などを活かしながら同社の造船技術とソフトウェア技術を融合させ、ロボティックボートの基礎的な技術を開発したようだ。
報道発表では、船舶が指定した位置に着桟する「自動着桟システム」を開発したことも発表している。衛星からの位置情報と中継器からの補正情報を受信する「RTK-GNSS」を活用して実現させたようだ。
今後、産業用や自社製品での活用を進めていく予定で、同社は「将来的には無人ロボット船におけるコア技術として更なる開発を進めてまいります」としている。
【参考】関連記事としては「ヤンマーアグリ、自動運転技術搭載の密苗田植機「YR8Dオート仕様」発表」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) December 1, 2018