米ウインドリバー、次世代自動車向けOTAソリューションで米Airbiquityと提携 コネクテッドカーや自動運転車を想定

オープンなOTAソリューション提供へ



IoTソフトウェア開発企業の米ウインドリバーは2019年6月18日までに、車載テレマティクス事業を手掛ける米Airbiquityとの提携について発表した。


具体的には、コネクテッドカーと自動運転車向けの車両・クラウド間OTAソリューションでの提携についての発表だ。OTAとは「オーバー・ジ・エア」の略で、ソフトウェアを自動更新する技術のことを指す。

コネクテッドカーや自動運転車が実際に公道を安全に走行するためには、ハッキングから車両を守るためにセキュリティ対策を常に最新の状態に近くしておく必要がある。そういう意味でもOTA技術は非常に重要な役割を果たす。

ウインドリバー社も報道発表で「車両のライフサイクルを通してソフトウェアを適切かつ先を見越して管理することは、性能を高め、価値を維持し、安全やセキュリティへの脅威に対処するうえで、ますます重要になっています」と指摘している。

両社は今後、自動車業界においてオープンなOTAソリューションを提供する予定。




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