米Nuroの自動運転モビリティ、2019年内にドミノピザの配達開始へ

SVFが1000億円を投じた注目企業



出典:Domino Pizzaプレスリリース

自動運転スタートアップの米Nuro(ニューロ)がビザ宅配大手の米ドミノ・ピザとタッグを組み、自動運転車両を使ったピザの無人配達事業を米テキサス州ヒューストンで開始する。ドミノ・ピザが2019年6月18日までに明らかにした。

無人配達にはNuro社が開発するラストワンマイル向けの自動運転車両「R2」が使用される。


Nuro社は2018年に米スーパーマーケット大手クローガーと無人配達を行う実証実験をスタートさせたことで注目を浴びた。2019年2月には10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」から約9億ドル(約1000億円)の資金調達を行ったことが発表されている。

ラストワンマイル向けの自動運転車両を開発する企業は世界で増え続けている。Nuroはその一社であると言えるが、ほかにもStarship Technologies(アメリカ)、京東集団(中国)、Continental(ドイツ)、Deutsche Post AG(ドイツ)などが知られている。

日本国内でも自動運転ベンチャーのZMPと堀江貴文氏がアドバイザーが務めるHakobotが開発に力を入れている。

【参考】関連記事としては「ラストワンマイル向けの物流・配送ロボット10選」も参照。



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