楽天株式会社(本社:東京都世田谷区/代表取締役会長兼社長:三木谷浩史)は国内初の取り組みとして、離島の一般利用者を対象にドローンを使った商用配送サービスを開始する。同社が2019年6月18日までに発表した。
今回のドローンによる配送は、米ウォルマート傘下のスーパー大手・西友とともに実施する。具体的には、東京湾で唯一の無人島である横須賀沖の猿島を訪れる観光客などに、対岸の「西友リヴィンよこすか店」からバーベキュー用の生鮮食品などを届けるというものだ。
観光客側は専用アプリを使って注文を行い、ドローンは猿島内に設置した着陸ポートまで配送を行う。空のラストワンマイルの取り組みとして、今後注目を集めそうだ。
楽天は今回のサービスについて「今回の配送サービスで使用するルートは、主に海上を飛行するため、より安全性を保ったうえでドローン配送を実施することができます」と説明している。
今回の商用配送サービスの実施期間は2019年7〜9月の木・金・土曜日。配送料は500円と発表されている。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) June 14, 2019