大成建設とソフトバンクは2019年6月14日までに、次世代通信規格「5G」を活用し、建設機械の自動運転と精細映像の伝送に関する実証実験を実施したことを発表した。
実証実験はソフトバンクが開発した「おでかけ5G」を活用して行われた。おでかけ5Gはソフトバンクが「局地的に電波品質の高い5Gを提供できる可搬型設備」と説明しているもの。
発表によれば、おでかけ5Gを活用した環境において、大成建設が開発中の遠隔操作と自動制御が可能な建設機械システム「T-iROBOシリーズ」の連携に成功したという。
大成建設とソフトバンクは報道発表で「5Gが商用化される2020年以降に向けて施工現場での円滑な運用を目指し、作業の効率化と通信の安定性を高めた建設機械自動化の実現に向けて、引き続き5G環境下での各種建設機械との連携など実証実験を進めてまいります」としている。
【参考】関連記事としては「自動運転と5Gの関係性を全解説 コネクテッドカーでも大活躍」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) April 14, 2019