ドイツ自動車部品大手ボッシュの日本法人は2019年6月14日までに、事故対応の新モデル「CDR+ADASビジネス エコシステム」に関して発表を行った。ADAS(先進運転支援システム)の増加や自動運転社会の本格化に備えたものだという。
具体的には従来の枠組みとは異なり、損害保険会社が損害査定を行う前に整備工場側がデジタル事故解析ツール(CDR)を使って走行データのレポートを作成するというステップが設けられているほか、最後のステップでADASのエーミング(0点調整)などが加えられている。
詳しくは下記のプロセス図を参考にしてほしい。
このモデルは2019年5月開催の「第36回オートサービスショー2019」で発表された。同社オートモーティブアフターマーケット事業部の里廉太郎氏(テクニカルサービス&サポート部ゼネラルマネージャー)はこのモデルについて、報道発表で「より効率的な事故対応と明確な原因解析に貢献し、事故車の正確な車両修理と整備に貢献します」と述べている。
【参考】関連記事としては「ボッシュの自動運転・LiDAR戦略まとめ 日本や海外での取り組みは?」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 20, 2018