西日本鉄道株式会社(本社:福岡市中央区/取締役社長:倉富純男) とトヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市/代表取締役社長:豊田章男)は2018年11月4日までに、移動のルート検索と予約・決済が一貫して可能な移動サービス「my route(マイルート)」の実証実験を福岡市で開始した。交通や店舗・イベント情報を提供する福岡市を含む8者と協業する。
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my routeでは、バスや鉄道、地下鉄などの公共交通機関のほか、タクシーやレンタカー、自家用車、自転車、徒歩などのさまざまな移動手段を組み合わせてルート検索を行い、必要であれば、その予約・決済も含めてワンストップで行うことが可能だ。目的地周辺の店舗やイベント情報も提供される。
この実証実験においてトヨタは、アプリと決済プラットフォームの開発・運営、レンタカーの情報提供を担う。西日本鉄道は、自社バスの位置情報や西鉄グループ内の店舗・イベント情報の提供、福岡市内フリー乗車券の販売などを行う。
協力する8者と連携サービスは、akippa株式会社の駐車場予約アプリ「akippa」、メルカリグループのシェアサイクルサービス「メルチャリ」、JapanTaxi株式会社のタクシー配車アプリ「JapanTaxi」、アクトインディ株式会社の「子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』」、アソビュー株式会社のレジャー・遊び・体験の予約サイト「asoview!」、株式会社ipocaの情報アプリ「NEARLY」、株式会社サンマークの情報サイト「ナッセ福岡」、福岡市の福岡市公式シティガイド「よかなび」。
【参考】関連記事としては「MaaSとは? 読み方や意味・仕組み、サービス・導入事例まとめ|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 9, 2018