先端技術が結集!CESアジア展、GMの自動運転技術など先行表彰

上海で6月13〜15日に開催


全米民生技術協会(CTA)は2018年5月29日、中国・上海市で6月13〜15日に開催されるCESアジア2018を前に、「CESアジア・イノベーションアワードプログラム」の受賞企業を発表した。自動車技術の部門では5事業が選ばれ、米GM(ゼネラルモーターズ)の高級ブランド「キャデラック」に搭載されている先進運転支援システム「スーパークルーズ」が受賞している。







キャデラックのスーパークルーズは、高速道路をハンズフリーで運転可能な自動運転レベル3(条件付運転自動化)相当のシステム。カメラの類だけでなく3Dダイナミックマップデータを活用しており、車線やカーブ曲率、ガードレール、分離帯といった路上の構造物、登下坂やうねりといった高精度な全体地形がすでに組み込まれていることで、AI(人工知能)の判断速度が上がっているという。

【参考】自動運転レベル3は、緊急時を除いてシステム側が運転操作の主体となる。5段階に分けられている各自動運転レベルの定義については「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説|自動運転ラボ 」を参照。

2017年開催のCESの様子=出典:CESプレスリリース
先端技術が集結するCESとは?

CESは米国を中心に世界各地で毎年数回開催されるテクノロジー・エレクトロニクス製品の一大展示会。主催するCTAには2200社を超す企業が加盟し、政策提言や市場調査、技術教育、産業振興、規格開発、ビジネス関係・戦略的関係の構築などを行っている消費者向け技術業界を代表する業界団体だ。

CESアジア・イノベーションアワードプログラムでは、3D印刷やAI、ロボット工学、バーチャルリアリティなど20のカテゴリーが用意されており、それぞれ品質やデザイン、斬新で魅力的な機能、イノベーションのレベルなどを評価し、賞が授与される。

自動車技術部門ではスーパークルーズのほか、中国自動車メーカー大手の現代(ヒュンダイ)「現代NEXO燃料電池電気自動車」、深センセグスマートエス株式会社「360度測量システム」、サンダーソフトウェアテクノロジー株式会社「ブランチスマートコックピット2.0」、北京iLejaTech株式会社「水滴」が選定された。

ヒュンダイの次世代燃料電池自動車「NEXO」は、水素を燃料に1回の充填で600キロ以上走行できるという。充填にかかる時間は5分以内で、自動運転レベル2(部分運転自動化)相当のADAS(運転手補助システム・車線維持・衝突防止など)を搭載しているという。







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