落合陽一氏の会社も!自動運転、最近の気になる求人6選【2020年4月版】

トヨタ、アイシン精機、ボッシュ、ピクシーダスト…



日本唯一の自動運転専門メディア「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)による自動運転関連求人数調査において、主要転職6サイトにおける自動運転関連求人が2020年2月末時点で初めて2万件の大台に乗り、右肩あがりの状況が続いている。


この記事では最近の自動運転関連求人の中から、「これから自動運転業界への転職を目指す人が興味が湧きそう」「これまでこんな求人はあまり見掛けなかった」「給与の上限が高め!」といった目線で、6つの求人をピックアップしてみた。

■気になる求人6選
トヨタ:自動運転開発拠点で研究開発評価

トヨタの日本における自動運転開発拠点「東富士研究所」では、評価技術などの視点で開発サポートに携わる職種を募集している。東富士と言えば、トヨタが自動運転技術やAI(人工知能)などの検証・実験を行う実証都市「コネクティッド・シティ」を設置する場所だ。この研究所で働けば、モビリティ業界の最前線で働くのとほぼ同義!?

▼自動車関連研究開発における各種評価用設備の計画と導入*第2新卒可* <裾野(静岡)>
https://www.randstad.co.jp/tenshoku/s0580/wnJ148074-22/


アイシン精機:注目の「自動バレー駐車」!画像認識アルゴリズム開発

トヨタグループのアイシン精機は、自動運転領域で注目を集めている「自動バレー駐車」の開発を強みとしており、この分野のアプリケーション開発エンジニアを募集している。「自動バレー駐車」は国内でも実証実験が着々と進められており、実用化が近いと見られている。

▼アプリケーション開発エンジニア|アイシン精機
https://jp.indeed.com/仕事?jk=89264c6d1da7f1ea&from=serpJapan&from=mobRdr&utm_source=%2Fm%2F&utm_medium=redir&utm_campaign=dt

ボッシュ:MAX給与は1000万円!自動運転システム開発エンジニア

自動車部品メーカー大手の独ボッシュは、ミリ波レーダーやカメラなどのSW開発、プロセス設計や検証を担当するポジションを募集している。世界各地のさまざまな部門やチームと連携して開発を担当し、海外での開発チームに参加する可能性もあるという。給与上限は1000万円となっている。

▼自動運転システム開発エンジニア|ボッシュ
https://jp.indeed.com/仕事?jk=f8545ee4712b5ca7&from=serpJapan&from=mobRdr&utm_source=%2Fm%2F&utm_medium=redir&utm_campaign=dt


ヤマハモーターパワープロダクツ:ヤマハ発動機グループで次世代モビリティ開発

ヤマハ発動機グループのヤマハモーターパワープロダクツは、ゴルフカーをベースとした低速小型車両の開発業務の担当者を募集している。同社は2016年から低速小型車両で自動運転実証実験を開始しており、将来的に自動運転関連プロジェクトに携わることができそうなポジションだ。

▼新世代モビリティの開発系総合職|ヤマハモーターパワープロダクツ
https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3003899978/-tab__pr/-fm__jobdetail/-tp__1/

東芝情報システム:自動運転、産業ロボットなど多彩な分野の組込システム開発!

東芝情報システムは、自動運転やコネクテッドカーなど自動車関連をはじめ、産業ロボットやデジタル機器などの幅広い分野におけるITエンジニアを募集中だ。同社は2018年にデンソーと資本提携し、自動車分野の技術開発を強化している。

▼ITエンジニア/車載・自動運転・産業ロボットなど分野は多彩|東芝情報システム
https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3003798935/-tab__jd/-fm__jobdetail/-mpsc_sid__10/-tp__1/

ピクシーダストテクノロジーズ:自動運転車いすプロジェクトのエンジニア

筑波大学准教授でメディアアーティストの落合陽一氏などが代表取締役を務めるピクシーダストテクノロジーズがアルゴリズム開発などのソフトウェアエンジニアを募集している。

人員増強のための求人で、実証実験フェーズまで進んでいる介護施設での自動運転車いすプロジェクトに参画できる。同社は独自の産学連携モデルを実践しており、車いす以外への技術展開も推進するようだ。

▼ソフトウェアエンジニア(自動運転車いすプロジェクト担当)
https://jp.indeed.com/仕事?jk=9da03b2c1d6c99d0&from=serpJapan&from=mobRdr&utm_source=%2Fm%2F&utm_medium=redir&utm_campaign=dt

■【まとめ】異業種から転職するなら今が好機

自動運転の実現はさまざまな要素技術の進化によって成されるものだ。将来的に市場の拡大が期待されているだけに、さまざまな企業が自動運転用に技術を磨いてこのチャンスをものにしようとしている。

また自動運転技術を活用したプロダクトも徐々に登場するようになってきた。落合陽一氏の「自動運転車いす」プロジェクトはその一つだ。

自動運転業界では人手が全然足りていない。異業種から転職するなら今が好機だ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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