ソフトバンクグループ株式会社(本社:東京都港区/代表取締役会長兼社長:孫正義)は2019年2月6日、2019年3月期第3四半期の決算を発表した。
2018年4〜12月期の売上高は前年同期比5%増の7兆1685億円、営業利益は同62%増の1兆8590億円で、純利益は同52%増の1兆5384億円となった。
営業利益では、前年同期に2364億円だったソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業が3倍超となる8088億円まで伸びた。米半導体大手エヌビディアの株価の大幅下落が評価益を約3000億円押し下げており、同社の大幅下落が無ければ営業利益が1兆円に達していた可能性もある。SVFはエヌビディアの株式を1月に全て処分している。
孫会長は決算発表で「SVFが保有している企業は世界で71社まで増えた」と強調。「ほとんど全部がユニコーンで、ほとんど全部が何らかの形でAI(人工知能)に強く関わっている会社だ」と説明した。
この71社には、自動運転技術を開発する米GM子会社のクルーズやライドシェア世界大手の米ウーバー・テクノロジーズなどを筆頭に、ライドシェアの中国大手DiDiや東南アジア大手グラブなども含まれている。
【参考】関連記事としては「ビジョンファンドの営業利益、ソフトバンク本体超えの6324億円 ライドシェアや自動運転領域にも積極姿勢」も参照。
【速報】SVF営業利益、ソフトバンク本体超えの6324億円 2018年4〜9月連結決算 自動運転やAIにも積極姿勢 https://t.co/BUXLOXdmUS @jidountenlab #ソフトバンク #決算 #ビジョンファンド
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 5, 2018