トヨタ自動車の研究子会社である米トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)は2019年1月3日、米ラスベガスで開催される世界最大級の家電見本市「CES」において、新型の自動運転実験車両「TRI-P4」を展示すると発表した。
発表によれば、TRI-P4はトヨタの高級車「レクサスLS」をベースにした自動運転実験車両。TRIは「ガーディアン」(高度安全運転支援システム)と「ショーファー」(自動運転システム)を開発しており、今後この実験車両に両システムを搭載させ、走行試験などを経て技術を高めていく見込みだ。
TRI-P4には車両側面の認識性能を高める自動運転向けカメラを2台搭載するほか、画像センサーも車両の前方と後方に配備する。「自動運転の目」と呼ばれるLiDAR(ライダー)も設置される。また、TRI-P4の「脳」に当たるコンピューターボックスはトランクに搭載しているという。
TRI-P4は2019年の春からテスト導入されていく見込み。
【参考】関連記事としては「【最新版】トヨタの自動運転車、戦略まとめ 実用化はいつから? AIやコネクテッドカーの開発状況、ロードマップも」も参照。
トヨタの自動運転車、戦略まとめ 実用化はいつから? AIやコネクテッドカーの開発状況、ロードマップも https://t.co/StwCOiDkXv @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 17, 2018