未経験でも「年収1,000万円」に届く!自動運転&MaaS、気になる求人4選【2024年11月】

BLUEV LINE、ソフトバンク・・・



日本でも自動運転の商用化に向けてのフェーズに入りつつある現在、関連求人の職種は多様化している。未経験可の高年収求人もあり、自動運転やMaaS業界に興味のある人には今がチャレンジしてみる良い機会かもしれない。

自動運転ラボ恒例の「気になる求人」記事の2024年11月版では、各社が公開している案件から、特に注目したい自動運転&MaaS案件をピックアップして紹介していく。

【自動運転・MaaS業界特化型転職支援サービス】 自動運転ラボでは、独自に「自動運転・MaaS業界特化型転職支援サービス」を提供している。ご登録を希望の方は「登録フォーム」から必要事項を記入の上、申し込みを完了願います。

■BLUEV LINE:自動運転開発エンジニア

電気通信に関する事業を展開するBLUEV LINE(ブルーブライン)は、未経験可の自動運転開発エンジニアを募集中だ。最初はプログラムの確認やシステムの運用保守など簡単な作業を担当し、その後ゲーム・アプリの開発なども行っていくようだ。

具体的には、自動車の自動運転システムのほかスマートフォンのアプリ、冷蔵庫や洗濯機の中のシステム、ドローンなどの開発を手掛けるという。

応募は高卒以上であれば未経験も可で、現在フリーターの人も歓迎される。勤務地は東京都港区、月給は35~70万円だ。仮に70万円ならボーナスを含めると年収1,000万円近くになりそうだ。ゆくゆくはリモート・在宅勤務も可能になるという。

https://next.rikunabi.com/viewjob/jk5b306e92ff9c161c/?ngflg=true

■日本自動車工業会:自動車産業を支える総合職

ジャパンモビリティショーを主催する日本自動車工業会では、自動車産業の課題解決に貢献する総合職を募集している。

人・クルマ・交通環境が三位一体となって安全を確保していくための「アクションプラン」の遂行とともに、自動運転を活用したモビリティサービスなどの実現に向けて取り組んだり、自動車のカーボンニュートラル化やリサイクル促進などの実現に向けた取り組みを推進したりといったことを担う。

応募には大卒以上35歳以下で、調整力・タスク管理スキル、文章作成スキル、ビジネス英語力があると歓迎される。公務員や広告代理店といった異業種出身者も活躍しているようだ。勤務地は東京都港区で、米国・ベルギー・中国事務所に駐在の可能性もあるようだ。月給23万7,000円〜で、初年度の年収は400~550万円が想定されている。

https://tenshoku.mynavi.jp/jobinfo-399879-3-2-1/

■ソフトバンク:MaaS開発プロジェクトリーダー・ITアーキテクト

ソフトバンクに入社後、ソフトバンクとトヨタのスタートアップである「MONET Technologies」に出向となる。社会課題・地域課題の解決に向けた、自治体・企業向けのMaaSと自動運転MaaSのサービス・システムのプロダクト開発におけるプロジェクトリーダーおよびシステムアーキテクトを担当するポジションになるという。

具体的には、AWSなどのクラウド環境上でのMaaSや自動運転MaaSサービス向けシステム開発におけるプロジェクトリードおよびアーキテクチャ設計業務、開発委託先のディレクションやマネジメント、システム開発に関するサービス企画部門との折衝や調整などを担当する。

この求人では、クラウド上でのサービス構築の経験またはクラウド基盤の構築経験が必須となる。勤務地は東京都千代田区で、相談の上で在宅勤務・リモートワークも可能になるようだ。予定年収は803~1,369万円。

https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3011612677/

■newmo:CFO直下/法務スペシャリスト

タクシー・ライドシェア事業を手掛けるnewmo(ニューモ)は、メルカリの元幹部が2024年1月に創業したばかりのスタートアップだ。現在、法務スペシャリストとして法務領域を中心にCFO(最高財務責任者)と共にコーポレート部門の立ち上げを担当する人材を募集している。

立ち上げフェーズの新規事業における各種法令調査および法的な課題解決のほか、M&A業務における法務デューデリジェンス、契約書の審査およびレビュー対応、弁護士や弁理士など専門家との折衝などを担当する予定となっている。

応募の際は、弁護士資格または法務領域としてM&Aに関わる業務の経験のいずれかが必須となる。勤務地は東京都港区、想定年収は1,000~1,500万円で、月給にすると83万3,333円~となっているようだ。

https://next.rikunabi.com/rnc/docs/cp_s01880.jsp?rqmt_id=106177464001

■業界未経験でも応募可能な求人も

自動運転やMaaS、ライドシェアの求人は多様化しており、業界未経験でも応募可能な職種も増えてきた。スタートアップから大手企業まで、さまざまな企業で人材を募集している。この業界に飛び込むなら今が好機かもしれない。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)



関連記事