アメリカでは毎年約5万人のサイクリストが道路上で事故に遭っている。自動車との接触事故は負傷度も大きくなり、アメリカ国内だけではなく世界でどのようにそのような事故を減らしていくのかについて、今後も議論や工夫が求められるところだ。
こうした点に触れつつ、米グーグルの自動運転会社ウェイモ(Waymo)が2019年5月2日、同社の自動運転車がどのようにサイクリストとの接触を回避するかをコンピューター的ビジョンで紹介する動画を公開している。
実際の動画は「Waymo self-driving car allowing cyclists to pass」から確認できる。
わずか17秒の動画で、詳しい説明も決して多くはないが、2人のサイクリストが路上駐車の車を避けるための進行経路を予測した上で、接触を避けるために自動運転車が速度を落としている様子を確認できる。
この動画を公開した前日には「Waymo self-driving car at a crowded school crossing」というタイトルの動画も公開されており、歩行者たちを自動運転車がどのように検知しているかをみることができる。
【参考】関連記事としては「グーグル系ウェイモ、自動運転車の「製造工場」を2019年半ばに稼働」も参照。
米ウェイモ、自動運転車の「製造工場」を2019年半ばに稼働 デトロイトで https://t.co/X0jZHwz1T0 @jidountenlab #ウーバー #タクシー #日本
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) April 24, 2019