米フォードのジェームス・ハケット最高経営責任者(CEO)は2019年4月25日、自動運転車100台を2019年末までに開発することを、2019年第1四半期の決算発表の場で明らかにした。
フォードはアメリカの首都ワシントンやフロリダ州マイアミ、ミシガン州デトロイトで取り組んでいる実証実験をこの3都市とは別の新たな街でも実施するほか、今までよりも複雑な状況下で自動運転システムのテストも行うという。
フォードは2019年3月下旬、ミシガン州において自動運転ソフトウェアを車両に組み込む施設を建設するために、約5000万ドル(約55億円)の投資を行うことを発表している。今回明らかにした「100台計画」は、このミシガン州に新設する施設で取り組むものとみられる。
フォードは4月上旬にはトヨタとGMとともに自動運転車の安全基準作りに向けて巨大コンソーシアムを設立することも発表している。
【参考】関連記事としては「フォードの自動運転戦略まとめ 開発状況は?実現はいつから?」も参照。
レベル3を"無視"する異端者フォードの自動運転戦略まとめ スタートアップとの提携や出資攻勢で他社に立ち向かう トヨタ自動車やテスラ、ウェイモと一線を画す独自路線 https://t.co/WIUJCfYCxz @jidountenlab #フォード #自動運転 #戦略まとめ
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 26, 2018