企業データベース事業などを手掛ける米オルビス・リサーチ社は2019年9月16日までに、自動運転タクシーの販売に関する市場予測レポートを発表した。
このレポートによれば、2018年に販売された自動運転タクシーの台数は1684台。2018年における自動運転タクシーの商用サービスはグーグル系ウェイモだけしかスタートさせていないが、実証実験などのニーズで既に販売マーケットが形成されているということだ。
同レポートでは自動運転タクシーの販売市場は、2019年から2025年にかけて年間平均成長率(CAGR)が124.6%に上り、2025年には販売台数は23万8856台に上るとしている。
自動運転タクシーはウェイモ以外でも既に複数の企業が実験的にサービス提供を開始している。中国勢で自動運転タクシーの有力企業はライドシェア最大手の滴滴出行やネット大手の百度、アメリカ勢ではテスラやGM系クルーズなどだ。
日本においてはZMPと日の丸交通が自動運転タクシーの営業走行試験の取り組みを2018年に行っており、2019年もプロジェクトをより拡大して引き続き実証実験に臨む。
【参考】関連記事としては「「五輪までに自動運転実現」 ZMP社長を突き動かす総理との約束」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 21, 2019