ダイムラーとBMW、レベル4級の自動運転車を共同開発

2020年半ばにおける実用化目指す



出典:BMWグループプレスリリース

ドイツ自動車大手のダイムラーとBMWは2019年3月3日までに、共同で自動運転開発を行うこと発表した。レベル4(高度運転自動化)相当の自動運転車を共同開発し、2020年半ばの実用化を目指す。

両社はまず運転支援システムや高速道路上の自動運転、自動駐車機能などのレベル2〜3相当の技術開発に取り組む。高速道路での自動運転を実用化したのち、将来的には市街地での高度な自動運転技術の開発まで取り組む。。


ダイムラーとBMWはモビリティサービス分野での共同事業を発表したばかりだ。それぞれが提供しているサービスを統合し、カーシェア事業や配車サービス事業などで合弁会社5社を設立するというもので、高級車市場で争うトップ2社の発表ということもあり、世界各国で大きな注目を集めた。

市場規模が年々膨らむ自動運転領域では覇権争いが激しくなっており、大手メーカー同士が手を組む例のほか、メーカーとIT企業という組み合わせの提携も目立ち始めている。

【参考】BMWとダイムラーのモビリティサービスでの連携については「欧州の双頭・BMWとダイムラーによる「リーチナウ」の可能性とは?」も参照。


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