自動運転想定IoT開発のアプトポッド、トヨタ出資の未来創生ファンドなどから8億円調達

事業拡大や製品開発を加速へ



自動運転車やコネクテッドカー(つながるクルマ)などを想定した自動車向けIoTクラウドサービスなどを手掛ける株式会社アプトポッド(本社:東京都新宿区/代表取締役:坂元淳一)は2018年12月24日までに、資金調達に関して報道発表を行った。

発表によれば、同社はトヨタ自動車などが出資する「未来創生2号ファンド」やSUBARUも参画する「SUBARU-SBI Innovation Fund」を引受先とする総額約8億円の第三者割当増資を実施。調達した資金は事業の拡大や経営資源の確保、製品開発の加速に充てる。海外展開にも力を入れる。


同社は自動車向けのIoTクラウドサービスパッケージ「Visual M2M Automotive Pro」を2018年1月に、継続的なAI(人工知能)の進化や遠隔制御などの実現に向けた産業IoTミドルウェア「intdash」などを2018年5月にリリースしている。

出典:アプトポッド社プレスリリース

アプトポッド社は2006年12月に設立。コネクテッド技術関連に力を入れてシステムやソリューションの開発を進めている。主要株主にはみずほキャピタルやSMBCベンチャーキャピタル、兼松、サイバートラストなども名前を連ねる。


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