中国のアリババグループと上海汽車集団の合弁会社である自動車スタートアップ企業Banma Technologiesのハオ・フェイ最高経営責任者(CEO)が2018年11月29日までに、コネクテッドカー(つながるクルマ)に関する事業を本格的に開始すると発言した。
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独自のソフトウェアプラットフォームを活用し、コネクテッドカー向けの駐車場関連サービスなどを提供していく。「スマート給油」といった新たな取り組みも進めるほか、決済部門でも先進的なサービスを提供していきたい考えだという。
同社は2015年に設立され、初めての資金調達ラウンドで16億元(約260億円)以上を調達済み。ハオ・フェイCEOは自動車業界の収益・利益構造はその源泉が変わると強調しており、次世代自動車ビジネスに積極的な姿勢を示している。
【参考】関連記事としては「中国アリババ集団、AI自動運転分野に参入 出資先のスタートアップ小鵬汽車、シリコンバレーで技術者の採用加速」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 8, 2018