ウーバー、他社のタクシー配車システムと連携 日本初、ソフトバンクグループのリアライズ・モバイルと

タクシーの営業状態を共有



ソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:酒谷正人)が手掛けるタクシー配車管理システム「SMART」と、名古屋でタクシー配車サービスを開始しているウーバーのシステムが、2018年11月28日にステータス情報連携をスタートさせた。

  1. 【インタビュー】タクシー配車アプリを全国展開へ DeNAオートモーティブ事業本部長・中島宏氏
  2. ジーニー社、タクシー配車サービス向けに広告配信プラットフォームを開発
  3. Didiとソフトバンクのタクシー配車企業、大阪で乗車半額キャンペーン DiDiモビリティジャパン
  4. DiDiモビリティジャパン、大阪でタクシー配車サービススタート ソフトバンクと滴滴出行がタッグ

報道発表によれば、ウーバーが自社以外の配車システムと連携するのは日本で例がない。


ウーバーはフジタクシーと協業して現在名古屋でタクシー配車サービスをスタートしている。一方でリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ社もフジタクシーにスマートフォンやタブレット端末で配車管理業務ができるサービスを提供してきた。

リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ社のSMARTは車載メーターからタクシーの営業状態を常時取得する機能を有しており、今回のシステム連携で取得した営業状態がウーバー側にも提供されることになる。

出典:リアライズ・モバイル・コミュニケーションズとUber Japanの共同発表プレスリリース

リアライズ・モバイル・コミュニケーションズとUber Japanは「日本のタクシーの乗車体験をより快適で効率的なものにしていくことを目指して、さまざまな情報交換やさらなるシステム連携の検討などを通してパートナーシップを深めていきます」としている。

【参考】関連記事としては「【最新版】タクシー配車アプリや提供企業を一挙まとめ 仕組みも解説」も参照。



関連記事