DiDiモビリティジャパン、大阪でタクシー配車サービススタート ソフトバンクと滴滴出行がタッグ

AI分析・予測で効率化実現



「DiDi」アプリの利用方法の一例=出典:DiDiモビリティジャパン社プレスリリース

DiDiモビリティジャパン株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:Stephen Zhu)は2018年9月27日、大阪でタクシー配車プラットフォームの提供を開始した。タクシー事業者12社と提携し、AI(人工知能)分析・予測を活用した効率的なタクシー配車を実現し、乗客と運転手の両方にメリットを提供していく。

利用者はスマホアプリ「DiDi」を使って配車依頼を行う。支払いはクレジットカード決済やアリペイ、WeChatペイなどに対応しており、現金で支払うことも可能だ。運転手側はドライバー用のアプリを使って配車依頼を受ける形だ。


訪日中国人も自国で使っているDiDIアプリで配車依頼をすることができる。DiDiのユーザー数は中国で5億人を超えている。DiDiモビリティジャパンのStephen Zhu代表取締役社長は「大阪は訪日外国人に人気の観光地であり、当社が行った調査によると、約86%のDiDiユーザーが日本でもDiDiの配車サービスを利用したいという意向を示しています」とコメントしている。

大阪エリアで提携するタクシー会社は「大阪神鉄豊中タクシー株式会社」「株式会社なみはやオーシャン交通」「株式会社南港マリン」「珊瑚交通グループ」「敷島交通株式会社」「第一交通産業グループ」「タックン大阪株式会社」「東宝タクシー株式会社」「ドリーム&トラストジャパン株式会社」「仲川交通株式会社」「大和川交通株式会社」「ワンコイン八尾株式会社」。

【参考】DiDiモビリティジャパンは中国の滴滴出行(Didi Chuxing)とソフトバンク株式会社からの出資によって2018年6月に設立された。詳しくは「【速報】ソフトバンク、秋から大阪でタクシー配車サービス 中国ライドシェア滴滴出行と無償トライアル|自動運転ラボ」も参照。


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