ドローン事業を手掛けるテラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:徳重徹)は2018年11月29日、2020年に空飛ぶクルマの実証実験実施を目指している有志団体「CARTIVATOR」への支援を開始すると発表した。
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テラドローン社が一般社団法人CARTIVATOR Resource Managementとスポンサー契約を締結した形。発表によれば、テラグループのリソースを活用した海外展開や広報に関する支援のほか、低空域における管制システムのノウハウなども提供する予定だという。
テラドローン社は現在、日本国内に7支社、海外では豪州や英国などに拠点を構えている。ドローンを使ったレーザー・写真測量を得意とし、大手ゼネコンや建機メーカーなどから案件を受注するなどしてこれまでにドローン測量実績を600回以上有する。
CARTIVATORは2012年から空飛ぶクルマの実現に向けた活動をスタートしている。トヨタやパナソニックなどもプロジェクトを支援しており、2019年に有人飛行、2020年にデモフライトを計画している。
【参考】関連記事としては「CARTIVATOR(カーティベーター)が開発する「空飛ぶクルマ」とは? 実現いつ? 誰が運営?」も参照。
空へ挑む技術者たち…ニッポン発の空飛ぶクルマ、徹底解剖 トヨタ自動車も支援、加速する資金調達 東京オリンピックでデモ実施へ https://t.co/bU1TytSQku @jidountenlab #空飛ぶクルマ #Cartivator #実現はいつ?
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 11, 2018