建機などの周辺監視システム開発へ 自動運転研究進める萩原エレクトロニクスと画像認識のモルフォ

業務提携への合意を発表



自動運転に関する研究開発にも取り組む半導体商社の萩原エレクトロニクス株式会社(本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長:森武彦)と、画像処理技術に関する事業を手掛ける株式会社モルフォ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:平賀督基)が業務提携に合意した。2018年11月20日までに発表された。


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業務提携するのは、画像処理や画像認識AI(人工知能)、ハードウェアシステム開発の領域。発表によれば、両社のシステムや技術を組み合わせることによって周辺監視システムや安全装置の開発・製造を進め、建設機械や農業機械、FA(ファクトリーオートメーション)装置などのメーカーに提供していくことを目指すようだ。

萩原エレクトロニクス社は2018年7月、社用車をライドシェアに利用可能なシステムを開発するなど、次世代サービスや次世代モビリティ関連分野で存在感を高めている。自動運転分野では走行情報収集サービスなどの研究開発にも積極姿勢を示している。

モルフォはカメラから取得した画像データを解析するAI画像認識技術を車載機器やFAなどへ展開するなどしている。

【参考】関連記事としては「社用車ライドシェアが社内コミュニケーション活性化!? 萩原エレクトロニクス社が実験」も参照。



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