米ライドシェア大手ウーバーのマッチング技術支える米Elastic社、IPOで280億円資金調達

シェアサービス需要で今後の躍進期待



ライドシェア大手ウーバー・テクノロジーズやウーバーを追いかけるリフト社が採用している検索・マッチング技術を開発する米Elastic社(本社・カリフォルニア州)が2018年10月9日までに新規株式公開(IPO)を実施した。


IPOでは合計700万株が販売され、Elastic社の資金調達額は2億5200万ドル(約280億円)に上ったという。

ウーバーやリフトなどが事業展開するライドシェアサービスでは、運転手の位置やユーザーの位置、その他の条件などを瞬時に勘案して最適な検索・マッチングを行う技術が必要となる。こうした技術はそのほかのC2C(個人間取引)サービスでも重要視され、同社のシステムに対する需要はさらに高まっていきそうだ。

同社は2012年創業。スマートフォンなど向けの出会い系アプリ「Tinder」でも同社の技術が採用されていることで知られる。

【参考】ライドシェアについては「ライドシェアとは? 意味や仕組み、ウーバーなど日本・世界の企業まとめ|自動運転ラボ」も参照。



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