マクニカ、自動運転ベンチャーのティアフォーと代理店契約 Autoware搭載AIパイロットを米オートノマスタッフ車両に搭載・販売

自動運転レベル4の技術水準

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技術商社の株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市/代表取締役社長:中島潔)は2018年9月10日までに、自動運転ベンチャーの株式会社ティアフォー(本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長:武田一哉)と代理店契約を締結し、ティアフォー社の自動運転関連製品を販売開始することを発表した。

ティアフォー社はオープンソースの自動運転ソフトウェア(OS)開発で世界から注目を集める名古屋大学発のスタートアップ。同社が手掛ける自動運転OS「Autoware(オートウェア)」は日本を含む世界の企業や研究機関で100以上の導入実績がある。

また同社はAutowareを実装した自動運転システムキット「AIパイロット」 を開発し、2017年12月に日本で初めて一般公道における自動運転レベル4(高度運転自動化)の自動運転実験に成功している。

マクニカ社はティアフォー社のAIパイロットを試験向け自動運転車世界大手の米オートノマスタッフ社(本社:米イリノイ州/CEO:ロバート・ハンブリック)の車両に搭載し、顧客に自動運転レベル4(高度運転自動化)相当の技術を搭載した車両を販売・提供していく。

車両は、自動運転用AI(人工知能)を研究・開発する大学や研究機関、ロボットタクシーやデリバリーロボットなどのサービスに参入する事業者にむけても提供していく。地方自治体などが取り組む実証実験も支援していく。

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