中国の自動運転ベンチャーPony.ai、シリーズAで240億円調達 バイドゥ退職組が起業

設立2年、2019年商用化目指す


中国国内で試験走行するPony.aiの自動運転車両=出典:Pony.ai社プレスリリース

米カリフォルニア州と中国広東省に拠点を置く自動運転スタートアップPony.ai(小馬智行、ポニー・エーアイ)がA1資金調達ラウンドで1億200万ドル(約115億円)相当を調達し、シリーズA総額が2億1400万ドル(約240億円)に達したことを発表した。今回の資金調達には新規投資家が多数参加しており、投資家グループの関心が高まっていることがうかがえる。

ポニー社は、自動運転車の開発を進める中国ネット検索最大手の百度(バイドゥ)出身のJames Peng(彭軍)氏とTiancheng Lou(楼天城)氏が2016年11月にカリフォルニア州で立ち上げた、完全自動運転車の開発を目指すスタートアップ。







同社で最高経営責任者(CEO)を務める彭軍氏は、バイドゥの自動運転部門のチーフアーキテクトとして全体的な戦略と開発を統括してきたほか、米Googleのソフトウェアエンジニアとして活躍した経歴も持っている。また最高技術責任者(CTO)を務める楼天城氏は、数々のプログラミング大会で入賞経験を持ち、GoogleX(Waymoの前身)やバイドゥで自動運転車の開発に携わってきた。

同社はすでに100人を超す開発体制を整えており、今後も増員していく構え。2018年1月に広州市南沙区で自動運転車の走行試験を開始しており、一般市民を乗せた試験走行も実施している。2019年末に自動運転レベル4(高度運転自動化)相当の開発車両の商用化を目指し、配車サービスを始めていく計画という。

【参考】自動運転レベルの定義については「自動運転レベル0〜5まで、6段階の技術到達度をまとめて解説|自動運転ラボ 」も参照。







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