自動運転システム開発の米Apex.AI、17億円の資金調達発表 シリコンバレーのスタートアップ

ボッシュ出身の2人が2017年起業



出典:Apex.AI社メディア向け資料

自動運転ソフトウェアを開発する米シリコンバレーのスタートアップ企業Apex.AI社は2018年11月16日、シリコンバレーの老舗ベンチャー・キャピタル(VC)「カナン」などから1550万ドル(約17億円)の資金調達を実施すると発表した。

  1. 中国IT大手テンセント、米シリコンバレーで自動運転エンジニアを募集
  2. 中国アリババ集団、AI自動運転分野に参入 出資先のスタートアップ小鵬汽車
  3. 【インタビュー】自動運転OS開発のティアフォー「シリコンバレーへ」
  4. 日本の自動運転求人、最高年収2100万円 シリコンバレーは4000万円

Apex.AI社は2017年設立。シリコンバレーの北部に位置するカリフォルニア州パロアルト市に拠点を構え、自動運転システム「Apex.OS」などの開発を手掛けている。共同創業者のJan Becker最高経営責任者(CEO)とDejan Pangercic最高技術責任者(CTO)は自動車部品世界大手の独ボッシュ出身。


Apex.AIはカリフォルニア州車両管理局(DMV)から自動運転試験の走行許可を受けている企業の一つ。自動運転ソフトウェアは世界的に見ても開発競争が激しくなっている分野で、同社は今回の資金調達によって開発を加速させたい考えとみられる。


関連記事