早く来たTaxiだけに乗車 配車アプリ複数使う”裏技”に業者悲鳴

改革進むタクシー業界に新たな課題


複数の配車アプリを使ってタクシーを呼び、一番早く到着したタクシーに乗って他はキャンセル——。日本国内でタクシー配車アプリの数が増える中、こうした使い方をするユーザーが目立つようになり、タクシー業者が悲鳴をあげている。







  1. デンソーテン販売、タクシー配車アプリのシステムAPIを開発
  2. ライドシェア大手ウーバー、淡路島で配車アプリの実証実験開始
  3. タクシー配車アプリや提供企業を一挙まとめ 仕組みも解説

名古屋タクシー協会は自社のホームページで「お願い」を掲載。その中で、こうした事象が数多く発生していることに触れ、「複数の会社に同一運行の予約配車はおやめください」と呼び掛けている。配車申し込みを受けた場合、現地に向かっているタクシーは、他の配車申し込みに応えられなくなり、売上低下を招く一因となる。

日本国内では現在、各タクシー会社のほか、米ライドシェア大手ウーバー・テクノロジーズやソフトバンクと中国配車大手DiDiの合弁会社などが配車アプリを提供している。こうした中、アプリを複数スマートフォンにインストールしておけば、利用者はわずかな時間で複数の配車予約をすることが簡単にできてしまうのが現状だ。

名古屋タクシー協会は「この様な配車申し込み・ご用命に対しましては、各タクシー会社の判断により配車を控えさせていただく場合があります」としている。現在、こうした課題に対して効果的な対策は今のところ見つかっているわけではない。どうすれば良いか、業界全体で検討していくことが求められそうだ。

【参考】関連記事としては「タクシー配車アプリや提供企業を一挙まとめ 仕組みも解説」も参照。







関連記事