デンソーテン子会社の株式会社デンソーテン販売(本社:兵庫県神戸市/代表取締役社長:佐藤裕彦)は2018年11月4日までに、タクシーの配車アプリを日本と海外で相互利用ができるシステムAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を開発したと発表した。
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このAPI連携が便利なところは、日本人が海外へ行ったときでも、普段日本で使っているタクシー配車アプリを使って海外のタクシーを呼び出すことができるということだ。外国人が日本に来たときにも同様に便利に日本のタクシーを使うことができる。
報道発表では「このいわゆる海外ローミング的なサービスは、タクシー業界において極めて珍しい」と強調している。ちなみにこのAPIは、日本の大和自動車交通と台湾のタクシー大手・台湾大車隊の実証実験に採用されている。
こうした取り組みは、デンソーグループが進める「クラウド型タクシー配車システム」事業の一環。
【参考】関連記事としては「大和自動車交通、台湾のタクシー業者と提携 双方の配車アプリを双方のユーザーに」も参照。
大和自動車交通、台湾のタクシー業者と提携 双方の配車アプリを双方のユーザーに https://t.co/hwjeSwCoPa @jidountenlabさんから
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 14, 2018