米国のIT技術者は平均年収880万円、自動運転は1000万円超ごろごろ

「ドル箱技術」でエンジニア獲得合戦



近い未来の実用化に向けて技術開発が目覚ましく進む自動運転技術。将来有望な「ドル箱技術」としての側面もあり、この領域におけるエンジニアの年収がアメリカにおいて高く推移しているようだ。







ウェブ経済メディアのBusiness Insiderによれば、アメリカの労働省に提出された書類から調べたところ、自動運転分野でトップを走る企業の従業員の多くは10万ドル(約1060万円)以上の年収を得ていることが明らかになったという。

そして報道によれば、自動運転開発分野で大手と言われるArgo AIやAurora Innovation、Cruise、Waymo、Zooxの従業員の年収幅は11万5040ドル(約1200万円)から23万4000ドル(約2500万円)だったようだ。

総合人材サービスのヒューマンリソシアが2020年5月に公表している世界各国のITエンジニアの平均年収では、アメリカは8万3389ドル(約880万円)となっており、自動運転関連エンジニアの方が年収が高い傾向にあることがうかがえる。

■新型コロナウイルスの感染拡大で注目度アップ

自動運転業界ではエンジニア不足により、高年収の提示によって優秀な人材を確保するという動きが顕著になりつつある。特にAI(人工知能)などの領域は従来はなかったまだ新しい分野であると言え、エンジニアの絶対数が少ない。

日本でも、自動運転関連エンジニアの獲得競争の激しさが増している。転職情報サイトでも自動運転に関連する求人案件などを掲載する特集ページが組まれるようになっており、最高で年収1000万円前後が提示される例もちらほら出てきている。

新型コロナウイルスの感染拡大で、自動運転技術に対する注目度は一層高まっている。自動運転技術によってコンタクトレス配送(非接触配送)などが実現できるからだ。自動運転エンジニアの売り手市場は今後もしばらく続きそうだ。







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