中国で自動運転車200台以上の大量投入計画!東風汽車のプロジェクト始動

スタートアップDeepRoute.aiなどと共同実施



現在、自動車メーカーやIT大手などを中心に、各企業がしのぎを削って自動運転技術や自動運転車の開発に取り組んでいる。欧米、中国、日本・・・。実証実験や社会実装に向けたパイロットプロジェクトが数多く実施されるようになってきた。







そんな中、新たな大型のパイロットプロジェクトが始動したようだ。中国メディアの36Krによると、中国の大手自動車メーカー「東風汽車集団」(Dongfeng Motor)は、湖北省武漢市で中国で最大規模の自動運転フリートを構築するという。

2020年から2022年にかけて200台以上の自動運転車両を段階的に投入する計画で、このプロジェクトは、自動運転レベル4(高度運転自動化)の技術開発に取り組むスタートアップ企業「元戎啓行」(DeepRoute.ai)などと共同で実施されるという。

総投資額は6億元(約94億円)と報じられている。

■世界がコロナ禍の中でも、中国から続々新たなニュース

中国では新型コロナウイルスが早期に収束したとされていることもあり、最近も自動運転関連のニュースが多い。

東風汽車集団のニュースのその1つだが、インターネット大手の百度(バイドゥ)が自動運転プロジェクト「Baidu Apollo」において、中国で初めてとなる自動運転レベル4搭載のバスを重慶のテストルートでデビューさせたことも注目を集めている。

報道によると、バスは中国のバスメーカーと共同で開発された「Robus」と呼ばれる最大19人乗りの自動運転バスで、セーフティドライバーを乗せずにリモート監視で運行され、乗客を乗せて7つの停留所間を走行するという。テストルートには、山岳地やトンネル、橋、高架高速道路なども含まれている。

スタートアップ企業WeRide(文遠知行)にも注目だ。2020年7月、中国で初めて完全無人での自動運転の公道実証をスタートしたことを発表している。次世代通信規格「5G」を活用することで、想定外の事態に直面したときも管制センター側から遠隔操作で遅延なく対応することが可能になったという。

中国では国をあげて自動運転を推進していることもあり、今後もますます自動運転技術の実用化に向けた動きが活発化していきそうだ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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