自動運転ファンドの募集開始、注目の非上場企業3社を組入予定 金融系スタートアップのHiJoJo Partnersが発表

米企業のZooxとLocomation、日本のZMP





金融系スタートアップのHiJoJo Partners株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:スピリドン・メンザス)が、自動運転技術で注目されている日米の非上場企業3社を組入予定の自動運転ファンドの募集を開始したと、2020年2月20日までに発表した。







ファンド組み入れ予定企業は、アメリカ企業のZoox(ジークス)とLocomation、日本のZMPの3社だ。ファンドの申込締切は3月19日。

HiJoJo Partnersは、ユニコーン企業(時価総額10億ドル以上の非上場企業)などへ投資するファンドを手掛け、日本で未発達なミドルステージ(事業が単月黒字化し成長が見えた段階)やレイトステージ(事業成長が軌道に乗り拡大を図る段階)への投資の活性化を目指している。

■組入予定の3社はどんな会社?

Zoox社はアップルの元自動運転エンジニアが2014年に創業設立した企業。シリコンバレーに本拠地を置き、ロボットタクシー(自動運転タクシー)向けのEV(電気自動車)車両の開発に取り組んでいる。2018年にはカリフォルニア州で自動運転車両による旅客輸送サービスの許可を初めて取得した。2019年には自動運転開発費用に約5億円の資金を投じている。

自動運転開発ベンチャーの株式会社ZMPは2001年に創業し、2008年から自動車分野に参入している。モノとヒトの移動に関する自動運転技術の実用化に取り組み、モノの移動向けには「CarriRo Deli」、ヒトの移動向けには「RoboCar」などを開発している。日の丸交通とタッグを組み、自動運転タクシーの事業化も目指している。

米Locomationはカーネギーメロン大学のロボティクス研究所の博士らによって立ち上げられ、トラックの完全自動運転サービスの実現を進めている。輸送やスマートインフラストラクチャー分野を中心に投資するベンチャーキャピタルの米Motus Venturesから、約6億円の投資を受けている。

自動運転市場は今後拡大が期待されている中、多くの投資家がこの領域に注目している。そうした背景から、こうした自動運転関連企業で組成されたファンドは今後増えていきそうだ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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