中国の自動運転開発企業が、フランスで自動運転レベル4の走行許可を取得した。これにより、世界5カ国で自動運転レベル4の許可を取得した初の企業となった。その企業とは、レベル4に特化して自動運転技術開発を行っているWeRide(文遠知行)だ。
自動運転のパイオニアである米Google系の自動運転開発企業Waymoが米国内でサービス拡大を行っているのに対して、WeRideは多国展開に力を入れているようだ。
自動運転レベルはレベル5が最高位だが、世界を含めて「どこでもいつでも」自動運転が可能という水準は現時点では現実的ではなく、レベル4が実質的に自動運転における最難関の水準となっている。
【参考】関連記事としては「自動運転レベルの定義一覧【1・2・3・4・5の表付き|日本・海外の実装状況」も参照。
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■フランスは5カ国目のレベル4認可
WeRideはこのたび、フランスで初となる自動運転レベル4の公道試験および運行許可を取得した。これにより同社の自動運転車は最大時速40キロの速度で公道を走行できるようになった。
この許可は、2019年日に公布された「PACTE法」の下、フランスの自動運転モビリティネットワーク事業者であるbetiと提携して取得された。PACTEとは「企業の成長・変革のための行動計画法」で、企業に対し、利益の追求だけでなく社会的責任や環境への配慮などを求める内容となっているものだ。
WeRideとbetiは今回の承認プロセスを3カ月で完了し、フランスで最も早いドライバーレス走行の許可取得記録を樹立したという。これによりWeRideは、中国・米国・UAE・シンガポール・フランスの5カ国でドライバーレスでの自動運転レベル4走行の許可を取得した世界初の企業となった。
なお今回の認可は、WeRideが2025年7月までに完全ドライバーレスの自動運転タクシーの商用運行を目指すプロジェクトの一環で行われた。2024年2月にはフランス東部のドローム県ヴァランスで、欧州初の公道での自動運転ミニバスの商用サービスが開始されている。

■世界展開では米Waymoより優勢
現在の世界の自動運転タクシーの開発競争では、2018年に世界で初めて自動運転タクシーも商用運行をスタートしたWaymoが圧倒的に勝者とされている。しかし同社は全米各地でサービスを展開しており、今後も拡大予定ではあるものの、国外でのサービス展開はまだ行われていない。
それに対しWeRideは、米中以外にもアジアや中東、欧州で実用化を進めており、自動運転車の世界展開においては、世界の自動運転開発各社の一歩先を行っていると言える。
2017年設立のWeRideは広東省広州市に本社を置き、自動運転レベル4に特化して技術開発を行っている。10カ国30都市に拠点を持ち、自動運転タクシーを中心にロボバスやロボバン、ロボスイーパー、ADAS(先進運転支援システム)など幅広い開発を進めている注目企業だ。
WeRideは2024年10月に米ナスダック市場へ上場した。現在14〜16ドルとなっている株価だが、アナリストらは19〜22ドルまで上昇すると見込んでいるようだ。また2024年の同社の売上高は4,948万ドル(約74億円)であったが、2025年は163%増加すると予想されている。
■WeRideの快進撃は続くのか!?
世界の各地域で展開拡大を進めているWeRide。この勢いはこのまま続くのだろうか。
2024年12月には、Waymoが初の海外進出先に日本を選択したことが発表された。日本交通、GOとタッグを組んで、東京都内で自動運転タクシー実証を始める。2025年始めにWaymo Driverを搭載したジャガー「I-PACE」を東京に輸送する。当面は日本交通のドライバーがトレーニングを受けながら手動運転し、自動運転車への理解を深めつつ地図作成などを進めていくという計画だ。
また2025年6月からは米EV(電気自動車)大手テスラが米国で自動運転タクシーを開始予定だ。テスラはイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)が何度も中国に訪問しており、自動運転サービスを模索しているとも言われている。Amazon傘下の自動運転開発企業Zooxも、米国で自動運転タクシーのテスト走行をしている。
米国の巨大企業系の開発各社にWeRideはどこまで対抗できるのか、米国でのサービス参入はあるのか、注目だ。
【参考】関連記事としては「NVIDIA保有で株価が「瞬時に2倍」!自動運転企業「WeRide」は何者?」も参照。