グーグル系ウェイモが米アリゾナ州フェニックスで展開している自動運転タクシー「Waymo One」の車内で、無料Wi-Fiが試験的に使えるようになった。ロイター通信が2019年7月8日に報じた。
無料Wi-Fiの提供は乗客の利便性向上に向けたもので、ウェイモは一般タクシーやいずれ登場するであろう他社の自動運転タクシーとの差別化に向け、こうした乗客向けサービスの提供に今後力を入れていくものとみられる。
自動運転車や自動運転タクシー向けのコンテンツとしては、車載インフォテインメントサービスなどが注目されており、既に開発に力を入れている企業も少なくない。今後ウェイモが開発企業と提携するようなことになれば、こうしたコンテンツの実験場としてウェイモの自動運転タクシーが機能していく可能性もある。
ウェイモはアリゾナ州フェニックスで2018年12月から自動運転タクシーの商用サービスを開始している。最近ではカリフォルニア州当局から自動運転タクシーの運行許可を得たため、早ければ数カ月以内にもサービスの提供エリアを同州にも拡大する見込みとみられている。
【参考】関連記事としては「グーグル系ウェイモの自動運転タクシー、米アリゾナ州で商用サービス開始」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) December 7, 2018