イギリスの首都ロンドンのタクシー会社「アディソン・リー」が、英オックスフォード大学発のスタートアップ企業で自動運転ソフトウェアを開発するOxbotica社と組み、2021年にも自動運転タクシーサービスを開始する可能性が出てきた。
米Bloomberg英語版が報じた。アディソン・リー社はタクシー5000台を運用する現地の最大手タクシー会社。同社はOxbotica社と2018年10月22日に協業に関する戦略的パートナーシップ契約を結んだとされている。
両社は2021年の自動運転タクシーのサービス開始を目指すようだが、イギリスでは自動運転車の無人運転は法律で認められていない。そのため法整備が整うまでは自動運転車にも運転手が同乗するものとみられる。
Oxboticaは最近、米ライドシェア大手ウーバー・テクノロジーズの元欧州トップを役員に据えた。2018年9月には1830万ドル(約20億円)の資金調達を行い、自動運転ソフトウェアの開発を加速させている。
日本においては自動運転ベンチャーのZMPが日の丸交通と自動運転タクシーの営業走行実験を都内で実施するなどし、開発・検証を進めている。
【参考】関連記事としては「自動運転タクシーの実現はいつから? 料金やサービスは?」も参照。
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