滋賀県大津市(市長:越直美)は2019年10月1日、大津市内と比叡山でMaaSの実証実験を11月から実施すると発表した。この事業は経済産業省と国土交通省が主導する「スマートモビリティチャレンジ」の一環として行われる。
実証実験は、京阪ホールディングスと京阪バス、IT(情報技術)システム開発大手の日本ユニシスとともに実施するもの。乗車券の購入機能や乗換案内機能などを有する観光MaaSアプリ「ことことなび」を展開し、域内における利便性の向上を図ることなどが目的だ。
観光案内や飲食スポットの情報もアプリを通じて発信し、各スポットで利用可能なクーポンも配信するという。こうした取り組みが軌道にのれば観光客の周遊が促進され、展開エリアの活性化にもつながる。
ちなみに大津市と京阪バス、日本ユニシスは、大津市内で自動運転シャトルバスの実証実験も11月に行う。
【参考】関連記事としては「大津市&京阪バス&日本ユニシス、MaaS実用化の推進で合意 自動運転バスの運行も視野?」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 6, 2019