自動車用ハイパーバイザー、コネクテッド化で世界市場急拡大

2018年の105億円から2025年には850億円に



コネクテッドカーの開発や普及などを追い風に、自動車用ハイパーバイザーの世界市場は2018年の9500万ドル(約105億円)から2025年には7億7200万ドル(約850億円)まで急拡大するらしい。


調査レポート販売のH&Iグローバルリサーチ株式会社が「自動車用ハイパーバイザーの世界市場予測(~2025年) 」の販売開始に合わせ、レポートの内容の一部としてこの数字を2019年3月26日の報道発表で紹介している。

発表によれば、自動車用ハイパーバイザーの世界市場の2018年から2025年の年平均成長率は34.90%に上るという。その要因についてレポートでは、高度なUI(ユーザーインターフェース)における革新技術の介入と、コネクテッドカーにおける採用の増加が考えられるとしているという。

ハイパーバイザーとは、コンピュータを仮想化するためのソフトウェアのことで、「組み込み向け仮想化OS」などとも呼ばれる。

【参考】関連記事としては「AI自動運転やMaaS、ライドシェアなどの将来市場規模予測10選」も参照。



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