独自動車部品大手のボッシュはこのほど、2019年3月から2輪車向け安全支援システム「アドバンスト・ライダー・アシスタンス・システム」の実証試験を公道で開始したと発表した。この実証実験を通じ、日本の道路環境に対応したシステム開発を進める。
発表によれば、アドバンスト・ライダー・アシスタンス・システムは「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」と「衝突予知警報」、「死角検知」の機能が実装されており、自動車の先進運転支援システム(ADAS)の技術をベースに開発が進められている。
同社によると、アドバンスト・ライダー・アシスタンス・システムの車体への実装を2020年から本格化させ、まずイタリアの高級二輪車メーカー「Ducati」とオーストリアの二輪車大手「KTM」の二輪車に搭載されることが決まっているという。
【参考】関連記事としては「ボッシュの自動運転・LiDAR戦略まとめ 日本や海外での取り組みは?」も参照。
デンソーと覇権争うボッシュの自動運転・LiDAR戦略まとめ 次世代自動車市場をどう勝ち抜くか https://t.co/CG2mxoMLSM @jidountenlab #ボッシュ #自動運転 #LiDAR
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 20, 2018