株式会社ニコン(本社:東京都港区/社長執行役員:馬立稔和)は2019年4月28日までに、自動運転の「目」を担う重要センサー「LiDAR」を開発・製造する米Velodyne Lidarと受託生産契約を締結したと発表した。
発表によれば、ニコンの子会社である仙台ニコン社がベロダイン向けのLiDARセンサーの量産を今下期から開始するという。
ニコンは2018年12月、Velodyne Lidar社に対し2500万ドル(約27億5000万円)の出資を実施している。出資に関する報道発表では、Velodyne Lidar社のLiDARセンサー技術とニコンの光学技術などの融合を目指して技術開発と製造で協業を図るほか、多角的なビジネスアライアンスの検討を開始すると明らかにされていた。
Velodyne Lidar社は250社を超える顧客を有している。同社のセンサー技術は自動車業界だけではなく、ロボット工学や農業用機器、ドローン、地図などさまざまな分野で活用されている。
【参考】LiDARについては「LiDARとは? 自動運転車のコアセンサー 機能・役割・技術・価格や、開発企業・会社を総まとめ|自動運転ラボ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 26, 2018